【J1採点&寸評】川崎 2-0 大分|MOMは2ゴールの三笘も…ともに評価したい川崎のCBコンビ

2021年04月04日 本田健介(サッカーダイジェスト)

川崎――丹野が先発、登里が戦列復帰

【警告】川崎=なし 大分=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】三笘 薫(川崎)

[J1第7節]川崎2-0大分/4月3日/等々力
 
【チーム採点・寸評】
川崎 6.5
 前半は4バック、後半は3バックと、システムを流動的に変えてきた大分に対し、序盤はミスもあってなかなかテンポが上がらず。それでも「相手の狙いを分かりながらチャレンジするのが自分たちの姿勢」と鬼木監督が評価したように、大分を崩そうとトライを続け、勝ち切る逞しさはさすが。国際Aマッチによる中断期間を経て、再開後の初戦は難しさがあったはずも、しっかり無敗(7勝1分)をキープした。
 
【川崎|採点・寸評】
 GK
27 丹野研太 6
腰を痛めていたというチョン・ソンリョンに代わり、川崎ではリーグ戦初出場。古巣を相手に久々の実戦であったが、落ち着いてゴールを守った。
 
DF
13 山根視来 6
代表帰りの右SBは疲労もあっただろうが、果敢にオーバーラップ。惜しいシュートを放つなど、代表初ゴールに続く結果を目指した。
 
4 ジェジエウ 6.5
CBの相棒である谷口とのコンビネーションはやはり盤石で、強さ、速さを生かして大分の攻撃をシャットアウト。高いレベルの守備を披露した。奪ってからの攻撃参加も。
 
 
 
5 谷口彰悟 6.5
冷静なディフェンスでチームを支える、なくてはならない存在。守備網に穴を開けずにクリーンシートに大きく貢献。貫禄があった。
 
2 登里享平 6
スタメンとして待望の実戦復帰を果たし、今季初出場。時間を経るごとに感覚が蘇ってきた印象で、先制点につながるFKも獲得した。

MF
6 ジョアン・シミッチ 6
狙われた部分やパスコースを切られたシーンもあったが、危険なボールロストはなかった。後方に下がってボールを引き出すタスクも。
 
8 脇坂泰斗 6(72OUT
こちらも代表帰り。パスがズレるシーンがあったのは課題。ただよく動き、ボールに絡む意識は好感。FKで三笘のゴールも導いた。
 

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