【J1採点&寸評】浦和0-5川崎|2ゴールの小林、ゴラッソを決めたL・ダミアン。MOMに選んだのは…

2021年03月22日 渡邊裕樹(サッカーダイジェストWeb編集部)

浦和――後半はボールウォッチャーになる場面が多く…

【警告】浦和=なし 川崎=なし
【退場】浦和=なし 川崎=なし
【MAN OF THE MATCH】小林悠(川崎)

[J1リーグ6節]浦和0-5川崎/3月21日(日)/埼玉スタジアム2002

【チーム採点・寸評】
浦和 5.5

一言で表すとチームの成熟度の差ということになるか。失点までは、今後の発展を感じさせる実りある前半だった。一方で、後半開始直後の決定機を防がれると、反撃を受けて続けざまに4失点。守備陣は経験豊富なベテランが多いだけに、ピッチ上で立て直したかった。

【浦和|採点・寸評】
GK
1 西川周作 5

10分の山根のシュートを皮切りに安定したセービングを披露し、ロングキックを味方につけて、12分の杉本のシュートの起点になった。終盤も知念シュートをストップし、個人としてのパフォーマンスは悪くなかった。

DF
3 宇賀神友弥 4.5

運動量多く、ハードワークしていたが、インナーラップしてくる旗手を捕まえきれず、フリーでシュートを許してしまう。

4 岩波拓也 4.5
前半はL・ダミアンを抑えていた。しかし、後半はボールウォッチャーとなる場面が多く、大量失点を喫してしまう。
 
5 槙野智章 4.5
前半には持ち上がり、変化をつける動きも見られた。相手に呑まれた苦しい時間こそベテランらしくチームを鼓舞する姿を見せて欲しい。

6 山中亮輔 4.5(88分OUT)
12分の抜け出しから杉本へのクロスは絶妙だった。一方で守備時には背後のスペースを狙われ、対面の小林をとらえきれなかった。

MF
19 金子大毅 5

ハードワークし球際でも厳しく守った。ボール回しでは苦しい局面を作ってしまう選択も見られた。

17 伊藤敦樹 5(56分OUT)
前半は攻め上がる場面も見られたが、49分に縦パスをジェジエウにカットされて失点に繋がった。
 

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