【J1採点&寸評】FC東京2-1仙台|ノリに乗っている同点弾のU-24代表FWがMOM! 児玉、三田も高評価

2021年03月22日 後藤勝

FC東京――緊急事態に出動のベテランGKが奮闘

【警告】FC東京=渡辺剛(36分) 仙台=マルティノス(11分)、平岡(31分)、真瀬(81分)、上原(83分)、アピアタウィア(88分)
【退場】FC東京=なし 仙台=なし
【MAN OF THE MATCH】田川亨介(FC東京)

[J1リーグ6節] FC東京2-1仙台/3月21日(日)/味の素スタジアム

【チーム採点・寸評】
FC東京 6.5
規律違反による試合の2日前からの謹慎で、波多野と安部の主力ふたりを欠いたものの、かえってチーム全体が引き締まり全体としては素晴らしい試合。仕込んだ攻撃の戦術が機能し、児玉と三田が活躍して良い形で7連戦を締めくくった。

【FC東京|採点・寸評】
GK
1 児玉 剛 6.5
波多野が19日から謹慎となっていたこともあり、J1で2試合目の先発を飾った。終始安定したセービングでチームの危機を救った。

DF
4 渡辺 剛 6
セットプレーでの失点場面には絡んでしまったが、全体としてはU-24日本代表招集前に締まったゲームを見せた。この感触を携えていきたい。

6 小川諒也 6
VARが介入したシーンでは、結果的にPKにはならなかったがハンド疑惑の主として目立つ恰好に。試合を通しては堅実なプレーで勝利貢献し、日本代表活動へと向かった。

32 ジョアン・オマリ 6
ディエゴ・オリヴェイラが決めた逆転弾の起点となる働きのほか、渡辺剛とのCBコンビで相手の攻撃をがっちりとガードし、1点リードを守り抜いた。

37 中村帆高 6
前節の左足でのクロスのような美しい技は見せられなかった。しかし、積極的なプレーでリズムを作り出す一部となり、攻守に機能した。
 
MF
3 森重真人 6.5
いつもの縦横無尽なプレーというほどには暴れられなかったが、田川がゴールを決めるきっかけになった。中盤の一員としても満足するべきプレーを見せた。

7 三田啓貴 7(71分OUT
オフ・ザ・ボールでの働きが秀逸で、攻撃でも自ら仕掛けるなど特色を見せた。前線への積極的な進出も良かった。

10 東 慶悟 6
ゴールシーンには関与しなかったものの、森重、三田とのトリオでバランスの取れた中盤を形成。フルタイム出場でチームを勝利に導いた。
 

次ページFC東京――田川がまさに攻撃の主軸としての働き

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