【J1採点&寸評】FC東京2-3神戸|特大の歓喜を呼び込んだ郷家がMOM。山口のゲームメイクも光った

2021年03月11日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

FC東京──アンカーの森重は神戸に上手く“消された”とも

【警告】FC東京=森重(45+2分) 神戸=井上(80分)
【退場】FC東京=なし 神戸=なし
【MAN OF THE MATCH】郷家友太(神戸)

[J1リーグ3節]FC東京2-3神戸/3月10日/味の素スタジアム

【チーム採点・寸評】
FC東京 5.5
立ち上がりがいまひとつで65分までに2点を失う。その後、D・オリヴェイラと永井のゴールで一旦は追いついたが、終盤に再び突き放されて……。最後に力尽きた感があった。

【FC東京|採点・寸評】
GK
13 波多野豪 5
立ち上がりのピンチはどうにか凌いだものの、終わってみれば3失点。3節を終えたリーグ戦で完封試合がひとつもないのは気がかり。

DF
4 渡辺 剛 5
空中戦の強さは相変わらず。ただ、少し厳しい見方もしれないが、最終ラインを統率できずに3失点と少なからず敗戦の責任はあるだろう。

6 小川諒也 5
前半は相手のプレスに苦しみ、後半もそれを引きずる格好でプレーがあまり安定しなかった。レアンドロとの連係も怖さが欠けていた。

32 ジョアン・オマリ 5
28分の中途半端なバックパスが減点対象。まだ身体にキレがない印象で、渡辺とのコンビネーションもこの試合はいまひとつだった。

37 中村帆高 4.5(71分OUT)
立ち上がりは後手に回り、神戸のカウンターを食い止められず。5分にはクリアミスで失点に関与し、その後も精彩を欠いたままだった。
 
MF
3 森重真人 5.5
アンカーで先発出場も前半は神戸の攻撃を受ける形になり持ち味を発揮できず。相手に上手く"消されてしまった"との見方もできるか。

10 東 慶悟 5(55分OUT)
神戸のボール回しに苦しんだ印象。なかなかゲームをコントロールできず、シュートも0本と不完全燃焼に終わった。

31  安部柊斗 5.5
運動量は申し分なし。終盤になっても走り回れるタフさは素晴らしい。あとはプレーの精度か。よりフィニッシュに絡めたら……。
 

次ページFC東京──D・オリヴェイラは試合の流れを変える働き

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事