【J1採点&寸評】鹿島1-0広島|攻守で頼りになったボランチがMOM。指揮官の采配もズバリ

2020年10月24日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

鹿島――犬飼はエアバトルで強さを発揮

【警告】鹿島=町田(59分) 広島=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】三竿健斗(鹿島)

[J1第24節]鹿島1-0広島/10月24日/カシマ

【チーム採点・寸評】
鹿島 6.5

相手の決定機逸に助けられた形ではあるが、エヴェラウドが挙げた虎の子の1点を守り切って完封勝利。終了間際の時間の使い方も見事だった。

【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 6

13分の危ない場面では素早い反応で事なきを得る。82分の川辺の強烈なシュートもしっかりとキャッチしてみせた。

DF
37 小泉 慶 5.5(66分OUT)

前半は攻め上がる機会が限られ、無難な内容。後半も特筆すべき働きは少なく途中交代。守備はソツがなかった。

39 犬飼智也 6.5
6分に中央からこじ開けて決定的なシュート。エアバトルでは強さを発揮し、クロス対応も落ち着いていた。
 
28 町田浩樹 6
前の選手と連動して敵の先手を取り、簡単に相手に前を向かせないプレーも。19分のヘディングシュートは決めたかった。

14 永戸勝也 6
攻撃面では得意のクロスで見せ場を演出するシーンはそこまで多くなかったが、守備面では堅実な振る舞いで完封に貢献。

MF
20 三竿健斗 6.5 MAN OF THE MATCH

57分の思い切ったミドルは枠を捉えなかったが、76分には正確なロングフィードでエヴェラウドの決勝点をアシスト。持ち味のタイトなディフェンスでミドルゾーンの守備を引き締める。攻撃でも守備でも頼りになるパフォーマンスだった。

4 レオ・シルバ 6
開始早々に惜しいシュート。周囲への素早いサポートでボールの流れを良くする。球際でもしぶとく戦った。
 

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