【J1採点&寸評】鹿島3-2横浜FC|圧巻の逆転劇で“違い”を生み出した助っ人アタッカー

2020年10月10日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

鹿島――2失点も2CBは及第点の評価

【警告】鹿島=小泉(36分)、三竿(68分) 横浜FC=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】ファン・アラーノ(鹿島)

[J1第21節]鹿島3-2横浜FC/10月10日/カシマ

【チーム採点・寸評】
鹿島 6.5
序盤にいきなり2失点と試合の入りは最悪。前半はペースを掴めなかったが、後半は相手を押し込む時間帯が増え、選手交代を機にさらに圧力を強めて逆転に成功。連敗を「2」で止めた。

【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 5.5
懸命のセービングも及ばず、前半だけで2失点。果敢に前に出て松尾のシュートを止めた27分のプレーは良かった。

DF
37 小泉 慶 6.5
常にアグレッシブで、右サイドの攻撃を活性化。アディショナルタイムには荒木のお膳立てから抑えのきいた右足シュートをねじ込む。これが値千金の逆転弾に。

39 犬飼智也 6
試合開始からハードなディフェンスを披露。マイボールにすれば、よく周りを見ながら前進し、攻撃をサポートした。
 
33 関川郁万 6
デュエルでは簡単に負けず。タイトな守りで最終ラインを引き締めて、相手のカウンターにも冷静に対処した。

14 永戸勝也 5.5(68分OUT)
前に出た時は好クロスを入れるシーンも。その回数をもっと増やしたい。1失点目ではファーで構える瀬沼を捕まえきれなかった。

MF
4 レオ・シルバ 6(57分OUT)
素早いトランジションで攻守の両局面で奮闘を続ける。ミドルゾーンの攻防で粘り強く戦った。

20 三竿健斗 6
前半はパスの質が今ひとつで思うような展開を見せられず。ただ、1点目につながるヒールパスは素晴らしかった。
 

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