【J1採点&寸評】名古屋1-5横浜|攻撃的サッカーの激突は機能美に溢れた横浜に軍配! 五輪世代FWが絶大な存在感!

2019年08月25日 今井雄一朗

名古屋――決定機を逸し続けたことが惨敗の呼び水に

【警告】横浜=扇原(90分) 名古屋=ジョー(90+3分)
【退場】横浜=なし 名古屋=宮原
【MAN OF THE MATCH】マルコス・ジュニオール(横浜FM)

[J1リーグ24節]名古屋1-5横浜/8月24日/パロ瑞穂
 
【チーム採点・寸評】
名古屋 4.5
横浜の作り込まれたシステムと作戦の前に屈した一戦。それでも決定機を決めていればという部分があったが、決められなかったことが惨敗の呼び水にもなった。次節への立て直しは急務だ。

 
【名古屋|採点・寸評】
GK
1 ランゲラック 5.5
PK2本を含む5失点にGKの責任はない。むしろビッグセーブも多く、崩れ落ちそうなチームを懸命に支え続けた姿を評価したい。
 
DF
6 宮原和也 5.5
得点機会阻止で58分にレッドカード。それまで攻守に渡ってチームを牽引する動きを見せていただけに、彼の退場は痛手だった。
 
20 中谷進之介 5.5
常に前向きの守備を画策し、身体を張ってゴール前を守ったが、ディフェンスラインが一人減ってからの劣勢はいかんともしがたいところ。一矢報いるジョーのゴールをアシストした位置取りの高さは素晴らしかった。
 
17 丸山祐市 5.5
7月7日以来の実戦復帰は万全とは言えず、守備のカバーリングでは持ち前の危機察知能力を見せるも、負傷した左足のフィードには精度を欠いた。
 
23 吉田 豊 5
左サイドバックながら敵陣深くに攻め入ること多数。それは宮原の退場で3バックの一人となっても変わらなかった。1失点目のPKの場面は不運もあったが結果には響いた。


MF
25 前田直輝 560OUT
前半のふたつのチャンスを決めていれば、試合は別のものにもなっていたか。得意のドリブル突破をティーラトンに抑え込まれ、持ち味を出しきれないまま退場者の穴埋めで交代に。
 
21 エドゥアルド・ネット 4.567OUT
序盤は好パスを何度も前線に通して良い部分を見せたが、全体を通しては守備面を中心に物足りなさが残るパフォーマンスに。
 
 

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