【J1採点&寸評】横浜3-1浦和|待望初ゴールの遠藤をMOMに!浦和は判定にも泣かされたが…

2019年07月14日 藤井雅彦

横浜――喜田への信頼度は増すばかり

【警告】横浜=なし 浦和=宇賀神(28分)、マルティノス(90+8分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】遠藤渓太(横浜)

[J1リーグ19節]横浜3-1浦和/7月13日(土)/日産スタジアム

【チーム採点・寸評】
横浜 6.5
前節同様に攻守両面で出足が鋭く、モチベーションの高さがパフォーマンスに表れていた。遠藤の初得点、仲川の8点目、そしてE・ジュニオの10点目と役者も揃い踏みで、今季無敗のホームゲームの成績を7勝3分とした。
 
【横浜|採点・寸評】
GK
1 朴 一圭 6
最終ライン背後のスペースをケアする意識を高く保ち、ゴールマウスを飛び出してからはシンプルなクリアで対応した。
 
DF
18 広瀬陸斗 6
育成組織時代を過ごした古巣相手に快活なパフォーマンス。しかし戻りながらの決死のスライディングはオウンゴールに。
 
13 チアゴ・マルチンス 6
相手の早めのアーリークロスに全力疾走。パスが通れば危険な場面だったが、持ち前のスプリント能力で見事に処理した。
 

44 畠中槙之輔 6
シンプルな球出しで攻撃の起点となり、横浜のオフェンスのリズムを作り出す。守備でも身体を張った応対が光った。
 
5 ティーラトン 6.5
90分を通してハイパフォーマンスを披露。ハイライトは遠藤の初得点をアシストした場面だろう。相手選手の転倒に乗じて奪ったボールを、すかさずグラウンダーパスで遠藤の足下へ。寸分狂わぬ高い精度のパスが貴重な先制点を生み出した。セットプレーのキッカーとしても重要な役割を果たし、天野が抜けた穴を感じさせなかった。
 
MF
6 扇原貴宏 6 (87分OUT)
ボールを持てばさすがの展開力を披露。球際での争いでも一歩も引かず、負傷明けとは思えない高いパフォーマンスを見せた。
 
8 喜田拓也 6
後半は荒れ気味のゲームになったが、その中でも冷静さを失うことなくしっかりコントロール。信頼度は増すばかりだ。
 

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