【J1採点&寸評】浦和1-1FC東京|MOMは劇的同点弾の森脇!絶妙スルーパスが光った久保の評価は?

2019年03月30日 サッカーダイジェスト編集部

浦和――劇的な同点ゴールでチームを救った森脇がマン・オブ・ザ・マッチ

【警告】浦和=なし FC東京=髙萩(69分)、D・オリヴェイラ(76分)
【退場】浦和=なし FC東京=なし
【MAN OF THE MATCH】森脇良太(浦和)

[J1リーグ5節]浦和1-1FC東京/3月30日/埼玉スタジアム2002
 
【チーム採点・寸評】
浦和 6
1失点したものの、どちらかと言えば攻撃の迫力不足が目立った。ボールを回せども突破口を見つけられなかった。ただ終盤に粘り強く追いつき、勝点1を拾った点は評価できる。
 
【浦和|採点・寸評】
GK
1 西川周作 6
56分の出した興梠へのグラウンダーパスもお見事で、カウンターの起点になった。76分に一瞬の隙を突かれて失点も、セービングは安定していた。
 
DF
2 マウリシオ 6
久保のスルーパスに翻弄され、ゴール前の対応が遅れたのは痛恨。ただ程よい距離感を保ち、スピードスター永井を封じた前半のパフォーマンスは悪くなかった。
 
3 宇賀神友弥 5.5(82分OUT)
まずは相手に主導権を握られないことを優先したのか、攻撃参加は控えめだった。もっとリスクを負って前で出ても良かった。
 
5 槙野智章 6
76分の失点場面ではエリア内でマークが乱れた。ただ後半途中までは、さすがの対人能力を発揮してマウリシオとともにゴール前に防波堤を築いた。
 
MAN OF THE MATCH
46 森脇良太 7
最大の見せ場は後半アディショナルタイム。クロスをダイレクトに蹴り込み、チームを救う同点ゴールを奪った。ハイポジションをとった前半にも積極的に仕掛けてサイドアタックに厚みを加えていた。
MF
7 長澤和輝 5.5
狭い局地戦でもボールを失うことはなく、中盤に落ち着きをもたらしていた。一方で無難なパスの繰り返しで、やや物足りなさも感じさせた。
 
8 エヴェルトン 5
前半はサイドハーフ、後半はボランチを担うも、いずれでも及第点には届かない出来。なかなかマークを剥がせず、思うとおりのプレーができなかった。
 
10 柏木陽介 5(HT OUT)
ピッチ中央でボールを呼び込み、サイドにテンポ良く捌いていった。ただしゴールに直結するようなラストパスはほとんどなし。消化不良のまま、左ひざを負傷したため前半のみで交代した。
 
16 青木拓矢 6(82分OUT)
左腕の怪我から復帰し、今季初出場。低めに位置取りチームのバランスを取った。スペースの穴埋めも素早くこなしていた。

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