【J1採点&寸評】鳥栖1-0長崎|隙を見せずにクリーンシートを達成!GK権田が圧倒的存在感で君臨

2018年11月05日 藤原裕久

鳥栖――福田、高橋秀の健闘も目立った

[警告]鳥栖=高橋(37分)、小林(45+6分)、F・トーレス(74分) 長崎=翁長(41分)、増田(60分)、黒木(90+5分)
[退場]なし
[MAN OF THE MATCH]権田修一(鳥栖)

[J1リーグ31節]鳥栖1-0長崎/11月4日(日)/ベアスタ
 
【チーム採点・寸評】
鳥栖 6
長崎の積極的な仕掛けに後手に回ってしまったものの、GK権田のファインセーブと選手の気迫、そして個の能力を生かすことで徐々に押し返し、勝点3を奪った。シンプルだが個を活かすスタイルを貫いた点は評価できる。
 
【鳥栖|採点・寸評】
GK
20 権田修一 7.5
MAN OF THE MATCH
7分に相手FWと交錯して出血するも、安定した守備は崩れず。ハイボール、シュートストップで圧倒的な強さを見せて長崎の攻撃を止め続けた。
 
DF
13 小林祐三 6(79分OUT
サイドでは翁長とのマッチアップに苦戦するシーンもあったが、完全に崩されることなくしのいだ。
 
3 高橋祐治 6
ファンマのポストプレーを抑えられないシーンはあったが、決定的な仕事には持ち込ませなかった。最後まで集中を切らせなかった。
33 ジョアン・オマリ 5.5
身体を張った守備では強さがあったものの、7分には中途半端なクリアでピンチを招くなど、ミスが目立った。
 
2 三丸 拡 5.5
キックの質は良かったが、連係や早い仕掛けでは受け身に回ってしまうことが多く守備には不安があった。
 
MF
6 福田晃斗 6.5
セーフティにプレーしつつ、前を向いた時はアクセントになるボールを前に送り、先制点の起点となるクロスを放つ。
 
36 高橋秀人 6.5
中盤で起点となるだけでなく、前半に熱くなった味方から相手選手を素早く引き離すなど、冷静さも目立った。

次ページ鳥栖――原川が新たな一面、ゴール前での泥臭さを見せる

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事