【J1採点&寸評】川崎0-1広島|パトリックが首位に導く決勝弾!ゴールを取り消された川崎は…

2018年03月31日 本田健介(サッカーダイジェスト)

川崎――リーグ戦で今季初黒星を喫する

【警告】川崎=中村(90+6分) 広島=パトリック(82分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】パトリック(広島)

[J1リーグ5節]川崎0-1広島/3月31日/等々力
 
【チーム採点・寸評】
川崎 5.5
前半はテンポよくボールを回しチャンスを作ったが、ここで決められなかったのが後に響いた。後半は対応が後手に回り、85分に決勝点を奪われてリーグ戦では今季初黒星。終了間際には疑惑の判定でゴールを取り消されるなど、後味の悪い試合になった。
 
【川崎|採点・寸評】
 GK
1 チョン・ソンリョン 5.5
失点シーンではパンチングをミス。こぼれたボールをパトリックに押し込まれた。それ以外では安定していただけに悔いが残る。
 
DF
18 エウシーニョ 6
前半は敵陣で長い時間を過ごし、攻撃をサポート。守備面でもマッチアップした柏の突破を阻んだ。ただ後半は息切れした印象だ。
 
5 谷口彰悟 6
エウシーニョがオーバーラップして空いたスペースをカバー。広島の2トップの動きも鋭い読みで制限したが、勝利には結びつかなかった。
 
7 車屋紳太郎 6
リーグ戦では3試合連続でCBとしてプレー。空中戦、カバーリングともに問題なかった。終盤は左SBに回り、チャンスを演出。
 
2 登里享平 6(78OUT
前半は右サイドからの攻撃が多かったためバランスを取ったのか、控えめだった。後半はより前に出たが、足を痛めた様子で途中交代となった。
  
MF
21 エドゥアルド・ネット 5.5
前半は巧みなボール捌きで相手のプレスをいなし、前線にボールを供給。パスの質も良かった。だが後半は突如乱れ、危険な位置でのパスミスを繰り返した。
 
19 森谷賢太郎 5.560OUT
大島の負傷を受けてリーグ戦では今季初先発を飾った。E・ネットとの連係でボールを動かし、相手の陣形のギャップを突こうと努めた。もっとも目に見える結果を残せずにピッチを後にした。

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