【天皇杯決勝|採点&寸評】MOMは決勝ゴールの水沼だ!山口、清武、山村らも…

2018年01月01日 サッカーダイジェスト編集部

C大阪――値千金の決勝ゴールを決めた水沼がマン・オブ・ザ・マッチに相応しい。

【警告】C大阪=ソウザ(48分)、松田(74分)、R・サントス(90分) 横浜=マルティノス(81分)、H・ヴィエイラ(96分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】水沼宏太(C大阪)

[天皇杯決勝]C大阪2(1EX0)1横浜/1月1日/埼玉スタジアム2002

【天皇杯決勝PHOTO】延長戦を制したC大阪がルヴァン杯に続き2冠達成!

【チーム採点・寸評】
C大阪 7
開始早々に失点を許してリズムを崩すも、後半はリスクをかけて攻撃に比重を置き、 しぶとく同点に。延長戦でも運動量を落とすことなく、見事に勝ち切った。苦しみながら獲得した今季2冠目は大いに称えられる。

C大阪|採点・寸評】
GK
21 キム・ジンヒョン 6.5
先制点献上で周囲が焦りを見せるなか、平常心を維持していた印象。最後尾から積極的にコーチングをして、チームメイトを鼓舞した。延長後半には、ビッグセーブでチームを救った。
 
DF
2 松田 陸 6
30分にパク・ジョンスからボールを奪って迎えた決定機をモノにできず。とはいえ、リトリートとプレッシングの判断が秀逸で、崩される回数は少なかった。


14 丸橋祐介 5.5(77分OUT)
度々マルティノスに突破を許し、ピンチに関与。攻め上がった際の背後のケアも万全でなく、カウンターの起点を作られた。
 
15 木本恭生 6
緊張によるものか序盤から動きが固く、8分には、伊藤に裏を突かれて先制点を許す。難しい展開にしてしまったが、後半は徐々に落ち着きを取り戻した。
 
22 マテイ・ヨニッチ 6
相手の攻撃陣との激しいマッチアップは見応えがあった。安定感を欠き、後手を踏む場面もあったが、強靭なフィジカルを利したタックルは脅威になっていた。

MF
6 ソウザ 6.5(119分OUT)
攻守に厚みをもたらすダイナモの働きは勝利に不可欠だっただろう。やや冷静さを失ってラフプレーが目立ったのはご愛嬌だ。
 
10 山口 蛍 6.5
的確なポジショニングでカウンターに備えた。後半に間延びした中盤をカバーし続け、チームバランスの崩壊を阻止した。
 
 MAN OF THE MATCH
16 水沼宏太 7.5
前半から精力的にアップダウンを繰り返し、延長前半5分に値千金の決勝ゴールをゲット。攻守に渡る奮闘は、まさにマン・オブ・ザ・マッチに相応しい。

46 清武弘嗣 6
献身的に守備にも走り、身体を張って相手の攻撃の芽を摘んでいたのが好印象。攻撃ではボールロストが多かったが、十分に評価に値する。

次ページC大阪――最後まで戦術を貫いた指揮官は、高く評価。

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