【J2採点&寸評】名古屋2-3横浜FC|田口の退場で流れが一変。最高評価は決勝点のベテランFWに

2017年08月27日 今井雄一朗

名古屋――同点弾の田口は、その後に闘志が空回り。

【警告】名古屋=田口(38分・53分)、永井(89分) 横浜FC=ジョン・チュングン(13分)、藤井(24分)、L・ドミンゲス(32分)
【退場】名古屋=田口(53分) 横浜FC=なし
【MAN OF THE MATCH】大久保哲哉(横浜FC)

 [J2リーグ30節]名古屋2-3横浜FC/8月26日/豊田ス
 
【チーム採点・寸評】
名古屋 5.5
退場者の有無にかかわらず、積極性とボールを保持するスタイルは崩さずに最後まで抗戦した。連勝は途切れたが、意志と哲学は見せ続けた。
 
【名古屋|採点・寸評】
GK 
1 楢崎正剛 5.5
3失点はどれも守備陣として対応が悔やまれるもの。自身のセービングの機会はそれほどなく、なおさらに悔しい敗戦に。
 
DF
15 宮原和也 6 (90OUT)
後半も最後までアップダウンを繰り返し、攻守のサポートに奮闘した。ひとり少ないなかでも攻めに人数を増やすバイタリティは評価すべき。

 新井一耀 5
先制された場面ではジョン・チュングンに寄せきれず、ニアを抜かれる痛恨のミス。イバとのマッチアップにも苦慮し、反省の多い試合に。
  
37 イム・スンギョム 5.5 
田口の退場後は新井と最終ラインのリスク管理に没頭。時折見せた大きなサイドチェンジは今後の武器としても期待できる。

MF 
40 秋山陽介 5.5 (80OUT)
特別指定での合流期間では、ひとまずこれが最後の試合。技術とゴール前での才能は垣間見せたが、守備に回った時の対応はまだまだ課題が残る。
 
23 青木亮太 5.5
G・シャビエルとともに一撃必殺の武器としての期待を受けたが、6戦連続得点はならず。しかし後半の攻撃時にも存在感は見せた。

7 田口泰士 5
先制のPKを生んだ強烈なシュート、2点目のゴールと大活躍だったが、後半の退場で活躍はマイナスに。好調が空回りする結果が残念で仕方ない。

次ページ名古屋――小林が献身的に動き回ったが…。

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