【レフェリー名鑑】EURO2016の名勝負を裁く、18名の主審を一挙に紹介!

2016年06月07日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

ハワード・ウェブ氏を師と仰ぐアトキンソン。

 名勝負に欠かせないのが、試合を取り仕切る審判団だ。W杯やCLのファイナルを担当した超一流から、その笛がしばしば物議を醸すレフェリーまで、EURO2016を裁く個性豊かな18人の"演出者"を紹介する。
 
※国際試合=CL、ELなどクラブの大会も含む。イエローカード、レッドカード、PKの1試合平均はすべて全公式戦が対象。
※成績は6月6日までの数字。
 
――◇――◇――


Martin ATKINSON
マーティン・アトキンソン
イングランド国籍/1971年3月31日(45歳)
国際レフェリー歴/10年目
国際試合の担当歴:77試合
1試合平均:イエローカード=3.39、レッドカード=0.15PK0.23

 16歳でレフェリーを志し、副審の経験を経て34歳でデビューを飾った。師と仰ぐのは同じイングランド出身で、職業も警察官と共通項の多いハワード・ウェブ氏だ。


Felix BRYCH
フェリックス・ブライヒ
ドイツ国籍/1975年8月3日(40歳)
国際レフェリー歴/9年目
国際試合の担当歴:86試合
1試合平均:イエローカード=3.70、レッドカード=0.22PK=0.31

 整然と理論を展開する弁護士のイメージとは裏腹に、ピッチでは冷静さを失いがち。13年にネットの外側を通ったボールをゴールと判定する世紀の大誤審を犯す。


CÜNEYT Çakır
ジュネイト・チャクル
トルコ国籍/19761123日(39歳)
国際レフェリー歴/10年目
国際試合の担当歴:102試合
1試合平均:イエローカード=4.39、レッドカード=0.31PK0.32
 
 14-15シーズンのCL決勝をはじめ、この1~2年で数々のビッグマッチを担当。14年のW杯では伊紙から「今大会最高のレフェリー」と称賛を浴びた。趣味は卓球。


Carlos Velasco CARBALLO
カルロス・ベラスコ・カルバジョ
スペイン国籍/1971年3月16日(45歳)
国際レフェリー歴/8年目
国際試合の担当歴:74試合
1試合平均:イエローカード=5.60、レッドカード=0.37PK0.31
 
 前回大会は開幕戦を裁くも、曖昧な判定基準が非難の的に。警告を乱発する傾向があり、抗議した選手と諍いになる場面が少なくない。セルフコントロールが課題。
 
Photographs by Getty Images
 

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