【高校サッカー勢力図】出身都道府県別 選手権出場プレーヤー数ランキング|人材供給に優勝効果、越境入学… 数字から見える現在地

2015年12月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

選手権に出場する全48チームの選手の出身地を都道府県ごとに集計! そこから見えたものとは?

高校選手権は12月30日に開幕。開幕戦のカードは、駒澤大高対阪南大高の東西対決となった。(C) SOCCER DIGEST

 今回で94回目を迎える全国高校サッカー選手権大会。すでに11月17日に組み合わせ抽選会も終えて初戦のカードも決定し、各チームは最終調整に余念がない時期だろう。
 
 ところで、大会出場チームは1チーム30名までの選手登録が可能で、大会登録期限まで選手たちは熾烈なポジション争いを繰り広げる。まずは選手権のピッチに立つべく、メンバーに入るための戦いがあるのだ。
 
 そして、毎年各チームのメンバー表を見れば、多くの選手が出身地とは異なる都道府県の高校から選手権に出場しているのが分かる。選手たちの背景にあるものは千差万別だ。より高いレベルを求めて県外の強豪校から全国を目指す選手もいれば、文武両道を謳う地元の県立校で研鑚を積むことを選ぶ選手もいる。あるいは選手権に憧れを抱き、Jクラブ下部組織から高校サッカー部へと舵を切る選手も。
 
 本稿では、選手権に出場する全48チーム(※東京は2チーム出場)の選手の出身地を都道府県ごとに集計。47都道府県のランキングを作成してみた。数字の裏側に隠された事実にも着目しながら、ランキングを紹介していきたい。
 
 まずは多くの出場選手を輩出すると同時に、他地域へも多数の人材を供給するトップ10の都道府県から見ていこう。
 
 なお、本稿は大会の最終的な登録メンバーからではなく、高校サッカーダイジェスト編集部から各出場校へアンケートを実施し、その回答で得られたメンバー表をもとに作成している。
(※本稿の集計に使用した資料は12月2日発売の『高校サッカーダイジェスト』vol.13です)
 

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