【J1採点&寸評】徳島1-3川崎|12試合ぶり先発で2ゴールの知念をMOMに! 頼もしすぎる新助っ人の評価は?

2021年09月19日 岡本浩行

徳島――低迷する戦績のなかで一筋の光明も

【警告】徳島=なし 川崎=なし
【退場】徳島=なし 川崎=なし
【MAN OF THE MATCH】知念 慶(川崎)

[J1リーグ29節]徳島1-3川崎/9月18日(土)/鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム

【チーム採点・寸評】
徳島 5.5
6試合無失点という不名誉な記録を持って臨んだ一戦で、システムを2トップに変更。そして奪った得点は、低迷する戦績のなかで一筋の光明となった。また、新加入のバケンガのポテンシャルも垣間見えた試合だったが、望んだ結果とはならなかった。

【徳島|採点・寸評】
GK
21 上福元直人 5.5
数多く放たれた川崎のシュートを好セーブでストップ。しかし、すべてが彼の責任ではないが、3失点を喫した。

DF
20 福岡将太 5.5
74分に、敵陣深くでのこぼれ球に反応してシュートを放つが、枠を捉えられなかった。

5 石井秀典 5.5
カカとともに最終ラインを統率したが、2試合連続の3失点では評価し難い。

14 カカ 5.5
今回も積極的に攻撃参加するシーンが多く見られた。ただ決定機は作れなかった。
 
MF
24 西谷和希 6
10分、右サイドでボールを奪った浜下から、前線の垣田へパスがつながり、そのままファーサイドへクロス。左サイドを駆け上がってきた西谷が、ダイレクトで蹴り込んで先制ゴールかと思われたが、垣田のポジションがオフサイド判定で、幻のゴールとなった。

8 岩尾 憲 5.5
38分に、中央付近から前線へのロングパスで一美の同点ゴールをアシスト。ビルドアップでは安定していたが、引いてブロックを固める川崎相手には、やや縦へのスピードが足りなかった。

23 鈴木徳真 5.5(74分OUT)
ボランチでコンビを組んだ岩尾とともに攻守のバランスは及第点。しかし、ボールを奪った後の前へのスピードが課題だ。

22 藤田征也 5(62分OUT)
出場停止の岸本に代わって右サイドバックで出場。やや控えめなポジショニングでのプレーで、物足りなさが残った。
 

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