【J1採点&寸評】徳島0-1浦和|少ないチャンスをモノにした関根がMOM。岸本は前監督に成長した姿を見せる

2021年08月22日 岡本浩行

徳島――決定力を欠けば勝点はついてこない

【警告】徳島=カカ(5分)、藤田(85分) 浦和=明本(85分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】関根貴大(浦和)

[J1第25節]徳島0-1浦和/8月21日/鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム

【チーム採点・寸評】
徳島 5.5
前半の攻勢から決めきれなかったことが悔やまれる。西谷、杉森のドリブルでの仕掛けが無くなったあたりからは、浦和を楽にさせた。良い形でフィニッシュまで行くシーンも多かったが、やはり決定力を欠けば勝点はついてこない。

【徳島|採点・寸評】
GK
21 上福元直人 5.5
62分の失点は相手を褒めるしかないだろう。後半、センターサークル付近まで上がって行ってボールをさばいていた。

DF
4 ジエゴ 6(77分OUT)
左サイドの高い位置でのプレーが目立ち、早いドリブルから正確なクロスを供給していた。

DF
20 福岡将太 5.5(77分OUT)
開始から途中交代するまで、最終ラインを安定させていたが、62分の汰木の突破からの関根の一本にやられた。
 
DF
14 カカ 6
攻撃参加する場面が多く見られ、ドリブルで切り込んでいくシーンもあった。

MF
15 岸本武流 6
前監督でもある浦和のロドリゲス監督に、成長した姿を見せたいと語った岸本。言葉通り、浦和の右サイドを翻弄した。後半途中から左サイドでプレーした。

MF
13 藤田譲瑠チマ 6(79分OUT)
ゆっくりとした中盤でのパス回しから、スイッチを入れる縦へのスルーパスが冴えていた。得点にはつながらなかったが、多くのチャンスを演出した。

MF
8 岩尾 憲 6
23分、高い位置で垣田がボールを奪った後にパスを受け、ペナルティエリア手前中央付近から鋭いシュートを放った。岩波に当たってコースが変わるも、西川の好セーブに阻まれる。
 

次ページ徳島――西谷は酒井に対して、果敢に勝負を挑む

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事