クラブユース選手権がまもなく開幕! Jデビューも遠くない将来性を秘めた必見タレントを一挙紹介!

2021年07月22日 松尾祐希

7月25日より群馬県内で開催!

左から楢原(鳥栖U-18)、千葉(清水ユース)、吉田(名古屋U-18)、松原(讃岐U-18)。写真:松尾祐希

 新型コロナウイルス感染拡大の影響により、昨夏は予定されていた全国の舞台が軒並み、中止もしくは延期となった。あれから1年。昨年度は12月末に開催された日本クラブユース選手権(U-18)大会が、今年は例年通り夏に幕を開ける。

 7月25日から8月4日まで群馬県内で行われる今大会は、各地域の予選を勝ち抜いた32チームが参加。4チーム×8組のグループステージと、各グループ上位2チームの計16チームで争うノックアウトステージが行なわれる。

 注目が集まるなかで、今回はすでにJデビューを果たしている選手以外でブレイクの可能性を秘めた逸材たちを紹介する。

 今大会に挑む選手たちは、DF中野伸哉(3年/サガン鳥栖U-18)、DF工藤孝太(3年/浦和レッズユース)、MF梶浦勇輝(3年/FC東京U-18)、FW坂本一彩(3年/ガンバ大阪ユース)、MF北野颯太(2年/セレッソ大阪U-18)、MF福井太智(2年/サガン鳥栖U-18)、MF橋本陸斗(1年/東京ヴェルディユース)といった一足早くプロの世界に足を踏み入れている同世代のトップランナーたちに負けずとも劣らない将来性を秘めたタレントだ。

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No.1
GK松原快晟(2年/カマタマーレ讃岐U-18)
1年時の頃から注目を集めてきた逸材だ。中2の時に一学年上の谷口璃成(明秀日立高)を抑えて香川県選抜で正GKを任された。順調にステップアップを果たし、各年代の世代別代表で主軸を担うと、チームでも昨季は1年生ながらレギュラーに抜擢。至近距離でのシュートストップに滅法強く、足もとの技術も世代トップクラス。すでにトップチームでは2種登録をされており、ブレイクの可能性は十分にある。

No.2
DF吉田温紀(3年/名古屋グランパスU-18)
ビルドアップ能力に定評がある現代型の守備者。クラブではCBとボランチで起用されており、2年後のU-20ワールドカップを目指すU-18日本代表では3バックの一角でも試された。2種登録されており、6月にはタイで行なわれたアジア・チャンピオンズリーグのメンバーとしてトップチームに帯同。クラブと代表で高い評価を受ける注目株が夏の主役となれるか注目だ。
 

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