【J1採点&寸評】柏1-2横浜|前田が1G1Aの活躍ぶり。細谷は待望のリーグ戦初ゴール

2021年07月04日 鈴木潤

柏――ボールを持っても攻撃の形がなく…

【警告】柏=三原(54分)横浜=なし
【退場】横浜=M・ジュニオール(35分)
【MAN OF THE MATCH】前田大然(横浜)

[J1第21節]柏1-2横浜/7月3日/三協フロンテア柏スタジアム

【チーム採点・寸評】
柏 5.5
前半に数的優位を得たが、1人多いアドバンテージを活かしたとは言い難く、ボールを持っても攻撃の形がなく、逆に終盤に2失点して敗れた。

【柏|採点・寸評】
GK
17 キム ・スンギュ 5
ディフェンスラインの背後のスペースをよくケアしていたが、2失点目につながるミスは倒れている選手を見てプレーを切ろうとしたとはいえ、痛恨のミスだった。

DF
25 大南拓磨 5.5
背後のスペースに抜けるオナイウの速さにも対応し、途中まではよく抑えていた。ただ、先制された場面では不運にも足を滑らせてしまう。

DF
3 高橋祐治 5.5
ラインをコントロールして背後を狙う相手のアタッカーからオフサイドを取る。しかしビルドアップでは味方のパスを引き出す動きの少なさと、横浜のハイプレスもあって、最後尾から良い配球ができず。

DF
4 古賀太陽 5.5
11分、瀬川のフィニッシュにつなげたスルーパスは見事。他にも縦パスを含めビルドアップでは光るプレーがあったものの、先制を許した場面では前田のスピードと抜群のコントロールに屈した。
 
DF
6 高橋峻希 5.5(63分OUT)
右サイドのスペースへ駆け上がっていくアグレッシブな姿勢は見せていたが、チームとして連動した攻撃ができずに決定機を演出するまでには至らなかった。

DF
20 三丸 拡 5.5(81分OUT)
11分、果敢なプレスバックでエウベルのシュートを食い止める。18分の攻撃参加とクロスは得点の気配がしたが、畠中の守備に阻まれた。

MF
8 ヒシャルジソン 6
相手のビルドアップに的を絞り、タイミングの良いインターセプトを何度も見せた。中盤の底で攻守に存在感を放つ。
 

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