【J1採点&寸評】鳥栖2-0徳島|J1初ゴールのアタッカーをMOMに!嫌な流れを振り払った先制弾の山下も高評価

2021年05月02日 荒木英喜

鳥栖――相手のシュートを2本に抑える

【警告】鳥栖=なし 徳島=なし
【退場】鳥栖=なし 徳島=なし
【MAN OF THE MATCH】仙頭啓矢(鳥栖)

[J1リーグ12節]鳥栖2-0徳島/5月1日(土)/駅前不動産スタジアム

【チーム採点・寸評】
鳥栖 6

徳島のビルドアップ時、あえてボールを持たせて対応。後半立ち上がりに先制点を奪うと、中盤の守備をタイトにしてボールを奪いペースを握る。その後もセットプレーから追加点を挙げ、3連勝を飾った。

【鳥栖|採点・寸評】
GK
40 朴 一圭 6

徳島に許したシュートは2本だけで安定して守り続ける。終盤は垣田に入れ替わられ、あわや失点という場面もあった。キックにはいつもの安定感がなかったか。

DF
20 ファン・ソッコ 6

前半はラインを押し上げられず、プレスもはまらなかった。後半、ボールを持ち上がるなど攻撃で存在感を出す。

3 エドゥアルド 5.5
彼らしくないパスミスなどもあり、パフォーマンスは良くなかったが結果的には無失点に抑える。

47 中野伸哉 6
背後を突かれるのを嫌ったため、いつものような高い位置取りは少なく、クロスも精度を欠いた。ただ守備では上手く対応していた。
 
MF
24 飯野七聖 5.5

チャンスにつながる攻撃参加が少なく、藤原に先手を取られる場面もあり、光るプレーは少なかった。

41 松岡大起 6
中を閉じる守備で貢献し、先制点にも絡んだ。良く言えば大人な対応だが、彼の力からしたら物足りなさも感じた。

MAN OF THE MATCH
44 仙頭啓矢 6.5

この日はボランチの位置でプレーする時間が長かった。ゲームを上手くコントロールし、セットプレーから加入後初&J1初ゴールで試合を決定づけた。

22 小屋松知哉 5.5(79分OUT)
岸本に押し込まれる場面が目立ったが、ほとんどチャンスを作らせなかった。攻撃での持ち味はあまり発揮できなかったか。
 

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