【J1採点&寸評】横浜FC2-2仙台|劇的同点弾のCBを最高評価! 集中力を欠いたホームチームは低めの採点に

2021年04月18日 手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

横浜FC――精神面の弱さを露呈

【警告】横浜FC=瀬古(64分) 仙台=赤﨑(52分)
【退場】横浜FC=なし 仙台=なし
【MAN OF THE MATCH】吉野恭平(仙台)

[J1リーグ10節]横浜FC2-2仙台/4月17日(土)/ニッパツ三ツ沢球技場

【チーム採点・寸評】
横浜FC 5.5
2点を先取し、相手にボールを持たれる時間が多いなかで引いてブロックを固め、粘り強く守っていた。しかし、82分の失点を機に守備が破綻し、セットプレーから2失点目。最後まで集中力を維持できなかった精神面の弱さが如実に出た。

【横浜FC|採点・寸評】
GK
18 南 雄太 6
2失点ともに反応こそ出来ていたが、あと一歩及ばず。最後尾から大きな声で全体に指示を出し続ける気迫を見せた。

DF
23 前嶋洋太 5.5
右サイドの前のスペースを見逃さずドリブルで進入。しかしなかなか好機には関われず、守備でも安定感を欠いていた。

19 伊野波雅彦 5.5
17分のCKでは、ニアサイドで潰れることで袴田の先制点を生んだ。ただ、不用意なパスを赤﨑にカットされピンチを招くなど、凡ミスも目立った。

5 田代真一 5.5
攻め込まれる展開のなか、適切なカバーリングもあり途中までは良かったが、1失点目は伊野波とのコミュニケーションが足りず、西村をフリーにした。

3 袴田裕太郎 6
序盤から積極的にゴール前に飛び込み、その姿勢が先制点に繋がる。守備でも対面の加藤にしっかりとついていった。
 
MF
13 小川慶治朗 6
試合前に前節達成したJリーグ250試合出場の表彰もあり、気持ちが入っていた。68分に好クロスで齋藤のゴールをお膳立て。守備も献身的だった。

6 瀬古 樹 5.5
ファウルなしで上手くボールを奪い、未然に攻撃の芽を摘んでいた。ただ、もっと流れのなかから得点に直結するパスが欲しい。

8 齋藤功佑 6(71分OUT)
セカンドボールの回収も素早く、身体を投げ出したシュートブロックも光った。68分には、見事な抜け出しから待望の今季初弾をゲット。
 

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