【J1採点&寸評】柏1-0G大阪|決勝弾の大谷は「7」、敗者にも「6.5」がひとり。MOMは…

2021年04月12日 志水麗鑑(サッカーダイジェスト)

柏――最終ラインから何度も飛び出した北爪を高評価

【警告】柏=なし G大阪=なし
【退場】柏=なし G大阪=なし
【MAN OF THE MATCH】江坂 任(柏)

[J1リーグ9節]柏 1-0 G大阪/4月11日/三協フロンテア柏スタジアム
 
【チーム採点・寸評】
柏 7

スタート時は5バックで入ったものの、決してベタ引きにはならず、ボールを奪えば複数人が飛び出して攻撃に厚みをもたらす。攻守で運動量が豊富だったし、球際もよく戦っていた。"気迫"でもぎ取った勝利と言えるだろう。

【柏|採点・寸評】
GK
17 キム・スンギュ 6

T・アウベスのシュートを防いだ22分のセービングは見事。果敢な飛び出しでも何度もピンチを防いだ。

DF
13 北爪健吾 7

最終ラインから何度も飛び出し、いくつものアタックに関与。右サイドの攻撃を活性化させた。75分には古賀からフィードをダイレクトでボレー。相手GKに防がれたがCKを獲得し、そのセットプレーが決勝点につながった。

25 大南拓磨 6
攻撃時には技術面で不安を覗かせたものの、守備では球際を激しく戦った。無失点で抑えたのだから、ディフェンス面の貢献度を評価したい。
44 上島拓巳 6
48分にはインターセプトから江坂へパスをつなぎ、チャンスに絡む。79分には一度宇佐美にかわされたが、すぐに戻ってスライディングでブロック。気合を感じるプレーだった。

4 古賀太陽 6.5
64分の大ピンチではゴール前でスーパーブロックを見せる。75分には北爪へ正確なロングフィードを送った。1対1の守備でパトリックに負けなかったシーンも。

20 三丸 拡 6.5
34分のシュートミスは残念だったが、ゴール前まで走った積極性は称えたい。その他にも左サイドを攻略する場面が何度もあり、また75分にはふんわりしたクロスを上げて決勝点に絡んだ。
 
MF
26 椎橋慧也 6(69分OUT)

中盤でバランスを取る。パスを受ければなるべく逆サイドに展開するようにしていたのは称えられる。おかげで攻撃が上手く循環していた。

33 仲間隼斗 6.5
中盤でよく走って味方をサポートし、多くの攻撃に関わった。ネルシーニョ監督も「攻守において重要な役割を担ってくれた」と賛辞を送るほどの出来だった。

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