【J1採点&寸評】清水0-2浦和|先制点&安定した守備の岩波がMOM。アンカー柴戸は黒子的な働きが光る

2021年04月08日 前島芳雄

清水――原は攻撃での見せ場が少なく…

【警告】清水=エウシーニョ(70分) 浦和=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】岩波拓也(浦和)

[J1第8節]清水0-2浦和/4月7日/IAIスタジアム日本平

【チーム採点・寸評】
清水 5.5
組織的な守備は前節よりも改善されたが、攻撃では3人目、4人目の絡みが少なく、ビルドアップも崩しの部分も物足りない内容。ボックス内でのシュートは1本だけで、得点の匂いが希薄だった。

【清水|採点・寸評】
GK
37 権田修一 5.5
2失点なので高評価はつけられないが、いつも通り声で周囲を動かしながら守備を安定させ、ビルドアップにも今まで以上に絡んだ。

DF
4 原 輝綺 5.5
右SBとして先発し、54分から右CBに。判断の良さや1対1の対応が光ったが、チーム全体の攻撃が冴えなかったなかで、自身も攻撃での見せ場は少なかった。

DF
5 ヴァウド 5.5(54分OUT)
安定したプレーを見せてピンチは少なかったが、ビルドアップの質は今ひとつ。連戦に備えたターンオーバーなのか早めに交代。
 
DF
50 鈴木義宜 5.5
落ち着いた守備への対応や前線への好パスは冴えたが、1失点目ではニアにつられて岩波にスペースを与えてしまった。

DF
21 奥井 諒 5.5(82分OUT)
守備では粘り強い対応を続け、攻撃ではパスコースが少ないなかでひとつ先に飛ばしたパスを狙ったが精度が今ひとつ。クロスの質も冴えなかった。

MF
13 宮本航汰 5.5
守備では持ち味のハードワークで貢献し、走行距離は両チームで最長。ただ、攻撃ではボールを前に運ぶ働きが十分できなかった。

MF
6 竹内 涼 5.5(62分OUT)
守備では全体のバランスを安定させて前節から修正。攻撃ではつなぎ役として物足りない内容で、CKの守備では岩波に寄せきれなかった。
 

次ページ清水――エウシーニョは右サイドで押し込む場面を増やす

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事