Jリーガーも活用するアイウェアブランドのビジョントレーニングとは? 三浦泰年氏が30年来の愛好ブランドを直撃!

2021年03月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

ヴェルディ時代に来店して以来、そのお洒落な眼鏡に惹かれて

30年ほどのお付き合いになるという三浦さん(左)と飯村代表(右)。当時の思い出話に花が咲いた。写真:塚本凜平(サッカーダイジェスト写真部)

『サッカーダイジェストWeb』で連載コラムも好評の元日本代表DF、三浦泰年さんが企業経営トップを直撃する連載企画。自らも多文化交流を企画する会社を経営する三浦さんが、毎回独自の視点でビジネス展開を図る起業家に話を伺う。第3回は、高い機能性と上質なフレームが好評を博すアイウェアブランド「999.9(フォーナインズ)」の代表取締役、飯村祐一氏にご登場いただいた。

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――おふたりはかなり長いお付き合いのようですね。

飯村
「そうなんです。もう30年くらい前、僕が成城で眼鏡屋さんをやっていた時に、ヤスさんがフラッと立ち寄ってくれて」

三浦「もうそんなに経ちます? エスパルスからヴェルディに移った後だよね。お洒落な眼鏡やサングラスが置いてあるなあと思って見ていたんだけど、覚えているのは当時サッカー番組に出ることになった時にヴェルディカラーの緑色の縁のサングラスを飯村さんの店で購入して出演したんですよ。こんな、お洒落なサングラスあるんだって」

飯村「当時、僕がやっていたお店ですね。その頃は、度付きの眼鏡が中心でしたが、そこにカラーレンズを入れたりお洒落に使っていただくご提案をよくしていました。ヤスさんも気に入ってくれましたね(笑)」

三浦「当時の眼鏡と言えば既製品で置いてあるのがほとんどだったと思うけど、自分でフレームの色や雰囲気に合わせてレンズの色を選んだりできるお店なんてあまり見なかった。自分だけのオリジナルのものが作れるのは、すごく衝撃的でしたね」

飯村「当時もそういうお店はあったと思うけど、まだまだ少ない時代でした。その頃にフォーナインズを立ち上げたんです。95年に僕らはフレームメーカーとして出発しましたが、まずはフォーナインズというブランドを確立したい想いが強くて、そこはぶれずにやってきたつもりです」
 

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