【日本0-2メキシコ|採点&寸評】前半のチャンスを仕留め切れず…後半は自慢の守備陣も苦戦

2020年11月18日 サッカーダイジェスト編集部

後半に2失点を喫する

【警告】日本=鈴木(26分)、酒井(39分)、中山(51分)、鎌田(74分) メキシコ=ガジャルド(37分)、ロサノ(42分)、アントゥナ(84分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】ラウル・ヒメネス(メキシコ)

[国際親善試合]日本 0-2 メキシコ/11月18日/メルクール アレーナ(オーストリア)
 
【日本代表・総評】
5.5
 先のパナマ戦から4バックに戻し、スタメン9人を変更。前半は10月シリーズから光る安定した守備をベースに試合を上手く展開した。残念だったのは序盤のチャンスを活かし切れなかった点。メキシコを相手に良いパフォーマンスを見せただけに、先手を取っていれば……。後半はメキシコの勢いに押されて2失点。力の差を感じる敗戦に。
 
 
【個人採点・寸評】
GK
23 シュミット・ダニエル 5.5
権田に代わりゴールマウスを守る。61分には相手のシュートをセーブし、パス回しにも落ち着いて参加。ただ63分にはヒメネス、68分にはロサノに連続で上手く決められた。一方、79分には好セーブも。
 
DF
4 中山雄太 5.5
"守備職人"として左サイドに蓋をする。攻撃参加は自重もディフェンスで身体を張ったが、後半は難しい対応も。
 
16 冨安健洋 5.5
前半は読みを利かせながら激しく寄せてボール奪取を狙い、フィードでも貢献。逞しさを改めて示す。しかし、後半は相手を捕まえ切れないシーンもあり、2失点目の場面では相手に上手くポストプレーを許してしまった。
 
19 酒井宏樹 5.5
攻撃参加時には相手の厳しいチャージを受けるも、肉弾戦でも一歩も引かず。力強くを右サイドを動いた。それでも後半はメキシコに押し込まれる時間帯も短くなかった。
 
22 吉田麻也 5.5
冨安と協力しながらCBとして最終ラインを統率。シンプルにパスを前に付けた。もっとも後半の立ち上がりはメキシコの攻撃を撥ね返し切れず、先制を許すと、68分には裏を取られて相手に追加点を奪われた。
 
 

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