【日本1-0パナマ|採点&寸評】好調MFが攻守で存在感。板倉、南野らもアピール

2020年11月14日 サッカーダイジェスト編集部

守備陣はクリーンシートを達成

【警告】日本=室屋(75分)、吉田(90+5分) パナマ=リントン(27分)、バルセナス(66分)
【退場】パナマ=メヒア(78分)
【MAN OF THE MATCH】遠藤 航(日本)

[国際親善試合]日本 1-0 パナマ/11月13日/メルクール アレーナ(オーストリア)
 
【日本代表・総評】

 3-4-2-1でスタート。「合わないところがあった」(森保監督)と、立ち上がりは相手のプレスや自分たちのパスミスなどで苦しい内容。しかし、ボランチの柴崎、橋本がボールを持てるようになると復調。前線3枚を活かしつつ、61分には南野のPKで先制。守備陣はオランダでの10月の2連戦に続いてクリーンシートを達成。ただ追加点を奪えないなど少なくない課題も残る。
 
【個人採点・寸評】
GK
12 権田 修一 6
7試合連続でのクリーンシートを果たす。相手のミドルを的確に弾き出した。
 
DF
2 植田直通 6
10月のコートジボワール戦で決勝弾を挙げていた男は、6分には後方からのフィードで南野のチャンスを演出。積極的に振る舞ったが、クオリティを欠く場面があったのは課題。
 
3 室屋 成 6(81分 OUT)
果敢に前へ。右サイドから中に入って最前線でボールを呼び込むなど攻撃に変化を加え、貴重な存在であることを示した。ただし持ち上がった際のパスはもう少し丁寧に送りたかった。「6.5」に近い「6」だろう。
 
 
5 長友佑都 5.5(58分 OUT)
読みを利かせた守備を見せた一方、逆サイドからのロングフィードを受けた場面は相手との競り合いになることが多く、上手く攻撃に絡めなかった。53分の決定機もモノにできず。ただし、このゲームで歴代2位となるA代表通算123試合出場を果たした。
 
20 板倉 滉 6.5
危ないシーンは少なく、無失点に寄与。上手くボールを前に運び、後半立ち上がりの身体を張ったブロックなど実に落ち着いたパフォーマンスだった。好印象を残したひとり。
 
22 吉田麻也 6
フィードが味方に通らなかった場面は反省も、3バックをコントロールして10月のコートジボワール戦に続いてチームを無失点勝利に導く。相手をエリア内では自由にさせなかった。
 

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