【J1採点&寸評】横浜FC2-3大分|3選手を「7」の高評価に。なかでも主役は古巣相手に逆転劇を演出したテクニシャン!

2020年11月04日 渡邊裕樹(サッカーダイジェストWeb編集部)

横浜FC――前半途中から大分に押され続けリードを守り切れなかった

【警告】横浜FC=六反(61分) 大分=なし
【退場】横浜FC=なし 大分=なし
【MAN OF THE MATCH】野村直輝(大分)

[J1リーグ26節]横浜FC2-3大分/11月3日(火)/ニッパツ三ツ沢球技場

【チーム採点・寸評】
横浜FC 5.5

セットプレーから3試合ぶりの得点を挙げ、続けて流れのなかからも加点。2点をリードしたところまでは完璧な試合運びだったが、その後3失点で逆転負け。特に、前半終了間際にCKを立て続けに与えて1点を返されたあの流れを断ち切れていればと悔やまれる。

【横浜FC|採点・寸評】
横浜FC
GK
44 六反勇治 5

パス回しにも参加し、73分の岩田の強烈なシュートを防ぐが3失点。88分の知念に決められたシュートは触れているだけに防ぎたかった。

DF
6 瀬古 樹 5.5

押し込まれた後半は左に移ってきた田中達也を捕まえきれなかったが、前半は常に高い位置をとり、2点目もアシスト。

5 田代真一 5.5
チーム3試合ぶりの得点を挙げ、66分には的確なポジショニングで相手にシュートを打たせないディフェンスも披露するなど個人としては悪くなかった。
 
4 小林友希 5
身体を張って守っていたが、同点に追いつかれた2失点目ではやや曖昧なポジショニングに。

26 袴田裕太郎 5
相手の右サイドを警戒してかこの日は守備に専念する時間が長かった。同点弾のシーンでは知念をフリーにしてしまいシュートを許してしまった。

MF
30 手塚康平 6

正確なキックでセットプレーでは脅威となり、アシストも記録。攻撃時にはパス捌きも秀逸でチームの屋台骨となっていた。

28 安永玲央 5
よく走り、絶妙なポジショニングでボールを回収する場面も多々あったが、相手に対応され噛み合わない場面も見られた。周囲との連係をもっと上げていきたい。
 

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