【J1採点&寸評】浦和0-2横浜FC|古巣相手に2ゴールの強烈な恩返し!浦和ユース育ちのMFが勝利の立役者に

2020年09月27日 多田哲平(サッカーダイジェスト)

浦和――柏木はボランチに入った後半に息を吹き返す

【警告】浦和=T・デン(39分)、関根(53分) 横浜FC=マギーニョ(28分)、手塚(41分)
【退場】浦和=なし 横浜FC=なし
【MAN OF THE MATCH】松尾佑介(横浜FC)

[J1第19節]浦和2-0横浜FC/9月26日/埼玉スタジアム2002

【チーム採点・寸評】
浦和 5

ミスが多くあっさりと失点を重ねた前半の出来は散々。後半には攻勢を強めたものの、結局最後までゴールを奪えず敗戦を喫した。試合後にはサポーターからブーイングも。

【浦和|採点・寸評】
GK
1 西川周作 4

16分に痛恨のフィードミスから先制点を与えると、35分には1対1をストップできずに追加点を献上。良いところなく試合を終えた。

DF
5 槙野智章 5.5

皆川へのマーキングは効いていたものの、徐々に冷静さを欠き、後半にはプレーが荒れる。80分のCKの場面ではヘディングで枠を捉えられず。

6 山中亮輔 5.5(84分OUT)
前半は守備で奮闘していたものの、持ち前の攻撃性能は影を潜める。55分のクロスも、80分のCKも、ゴールにはつながらなかった。

20 トーマス・デン 4.5
右SBを担った前半は不安定なパフォーマンスに終始。寄せるタイミングも曖昧で、クロスは見当違いの方向に。やはりCBのほうが安定。

31 岩波拓也 5(HT OUT)
35分のシーンではスルーパスへの対応が遅れ、失点に関与。自信のあるはずのフィードが味方に合わない場面も見受けられた。
 
MF
8 エヴェルトン 4.5
(HT OUT)
ボールを持っても横につなぐばかりで積極性に欠けた。守備でも、L・ドミンゲスら相手の中盤を捕まえられず、翻弄されていた。

10 柏木陽介 5.5
ボランチに入った後半には徐々に息を吹き返す。攻撃のタクトを握り、レオナルドら前線を操った。右サイドハーフだった前半はボールロストが多かったのが悔やまれる。

29 柴戸 海 5
出足の素早い寄せで相手に激しく身体をぶつけるも、ボールを奪い取れないシーンが散見。持ち味を発揮し切れなかった。

41 関根貴大 5.5(84分OUT)
果敢なドリブルでカウンターの急先鋒となり何度か決定機を作ったが、得点につながらず。また余計な警告を受け、次節出場停止に。
 

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