【J1採点&寸評】横浜FC1-2札幌|圧巻2ゴールの鈴木が最高点。2失点に絡んだ田代は厳しく評価

2020年07月05日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

横浜FC――J1デビューの星は及第点の出来

【警告】横浜FC=武田(78分) 札幌=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】鈴木武蔵(札幌)

[J1第2節]横浜FC1-2札幌/7月4日/ニッパツ

【チーム採点・寸評】
横浜FC 5.5
同点とした後は、ペースを握る時間帯もあったが、そこで2点目を奪えなかったのが痛かった。前後半の早い時間帯に失点と、集中力の欠如に課題を残した。

【横浜FC|採点・寸評】
GK
44 六反勇治 5.5
痛恨の2失点。飛び出すタイミング、最終ラインからのつなぎとロングフィードの使い分けは悪くなかった。

DF
29 星キョーワァン 6
先発でJ1デビュー。フィジカルを活かした迫力あるディフェンスを見せ、FKに思い切り飛び込んで惜しいシーンも。

5 田代真一 5
1失点目はゴールにつながるクロスを許し、2失点目はスコアラーの鈴木に対応したがブロックできなかった。

4 小林友希 5.5
1失点目は最初のシュートを止めたが、こぼれ球を拾われて決められる。配給力はまずまずだった。
 
MF
6 瀬古 樹 5.5(74分OUT)
走り出す味方の足もとにピタリとつける良質なパスを供給。攻撃に厚みをもたらすプレーもあったが、決定的な働きはできず。

8 佐藤謙介 6
プロ10年目で待望のJ1のピッチに立つ。一美のゴールを演出する縦パスは見事。持ち前の技巧も随所に見せた。

3 マギーニョ 6(65分OUT)
試合開始からアグレッシブに攻め上がり、右サイドの攻撃にいきおいをもたらす。守備も精力的にこなした。

14 志知孝明 5.5(65分OUT)
一美の決定機をお膳立てするクロスもあったが、思うように左サイドで起点になれず、今ひとつの出来だった。
 

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