【J1採点&寸評】G大阪2-0仙台|完全に戻ったシュート精度、力強い突破、好判断のアシスト…エース宇佐美が文句なしのMOM!!

2019年11月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

G大阪――立ち上がりは長沢に冷や汗をかかされたが

【警告】G大阪=なし 仙台=なし
【退場】G大阪=なし 仙台=なし
【MAN OF THE MATCH】宇佐美貴史(G大阪)

[J1リーグ32節]G大阪2-0仙台/11月23日(土)/パナスタ

【チーム採点・寸評】
G大阪 6.5

立ち上がりこそ、長沢のシュート2発に冷や汗をかいたが、その後はチームの狙いを攻守で体現。エースの一撃で勢いづくと、最後まで攻め切る姿勢を見せて残留を確定した。

【G大阪|採点・寸評】 
GK
1 東口順昭 6.5

立ち上がり早々のピンチに長沢との1対1で好対応。長沢のプレーを知るだけに冷静だった。枠内シュートは少なかったが適切に対応。キックミスはあったが守備でさすがの出来。

DF
4 藤春廣輝 6

右サイド偏重の前半はクロスに飛び込んでいく場面が多く、左サイドを切り崩す回数は少なかったが守備では破綻もなし。終盤にも攻めに絡むスタミナはさすがでスプリント回数も素晴らしい。

5 三浦弦太 6
前半、長沢に完全に競り負けヘディングシュートを許したが、その後は前に出足の良い守備を心がけ、最終ラインを統率。後半はほぼノーミスで仙台をシャットアウトした。
 
19 キム・ヨングォン 5
韓国代表から合流したばかりで疲れがあったのかもしれないが、序盤に相手GKのフィードで凡ミスし長沢に抜け出される。不安定だったが後半は持ち直し、大きなミスはなかった。

13 菅沼駿哉 5.5
本来は持ち上がりを得意としていないが、高尾に負けじとボールの持ち上がりやオーバーラップも意識し、小野瀬頼みにしない姿勢も。遠藤のロストを見事にカバーし、右サイドを引き締めた。

MF
8 小野瀬康介 6.5

相手のシステムの特性上、優位になる立ち位置だったがチームとして小野瀬を生かす意識が高くボールが入ってからは積極的に仕掛けた。高さを持つFWがいればさらに脅威になったはずだ。

7 遠藤保仁 5.5(89分OUT)
ここ2試合はアンカーで巧みなさばきを見せていただけに仙台も前半は遠藤をケア。前半は存在感がなかったが矢島の気の利いたプレーで次第にボールを触る回数が増える。不用意なロストは減点。
 

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