【森保ジャパン最新序列|MF&FW編】ボランチ&中盤2列目の争いが激化!モンゴル戦でアピールした遠藤、伊東の立ち位置は?

2019年10月13日 本田健介(サッカーダイジェスト)

ボランチは柴崎の相棒の座を遠藤と橋本が争う

森保ジャパンの最新序列。ボランチと中盤2列目では定位置争いが激しくなっている。

 10月10日のカタール・ワールドカップのアジア2次予選の第2戦、モンゴル戦(埼玉スタジアム2002)に6-0と快勝した森保ジャパンは、15日に予選の第3戦として、敵地のパミール・スタジアムでタジキスタンと対戦する。モンゴル戦は通常のレギュラーから、数人のメンバーを入れ替え、ゴールラッシュを披露したが、その一戦を経てメンバー23人の評価はどう変わったのか。ここではMFとFWの最新序列を紹介する。

 
【ボランチ】
◎柴崎 岳(デポルティボ/スペイン)
〇遠藤 航(シュツットガルト/ドイツ)
〇橋本拳人(FC東京)
△板倉 滉(フローニンヘン/オランダ)

◎=レギュラー候補 〇=有力 △=バックアッパー

 司令塔の柴崎が軸であることに変わりはないが、モンゴル戦では柴崎とのコンビで先発した遠藤が、レギュラー返り咲きへ猛アピール。セットプレーでは空中戦の強さを活かして味方の得点を演出し、チーム5点目もマーク。試合終盤には強烈なミドルで鎌田の代表初得点も導き出すなど、存在感を見せ、指揮官の評価を上げはずだ。所属するシュツットガルトでは出番に恵まれないが、コンディション面の不安を払拭したのも大きい。

 もっとも9月のパラグアイ戦(キリンチャレンジカップ)とミャンマー(カタール・ワールドカップ・アジア2次予選の初戦)で柴崎とともにスタメン出場したのは、Jリーグで首位争いを演じるFC東京の橋本だ。前述の2試合で、橋本はまずまずのパフォーマンスを示しており、今後も柴崎の相棒の座を目指す争いは続くだろう。

 また東京五輪世代の板倉は、所属するフローニンヘンではCBとしてプレーするが、コパ・アメリカでは柴崎のパートナーとしてまずまずの働きを見せており、これからが楽しみな人材である。
 

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