【J1採点&寸評】広島1-1名古屋|広島が苦戦した“べた引きグランパス”。名古屋の面々の評価は…

2019年09月28日 志水麗鑑(サッカーダイジェスト)

広島――野上は先制点を決めたが…

【警告】広島=なし 名古屋=和泉(57分)
【退場】広島=なし 名古屋=なし
【MAN OF THE MATCH】前田直輝(名古屋)

[J1リーグ27節]広島 1-1 名古屋/9月28日/Eスタ
 
【チーム採点・寸評】
広島 5.5
べた引きの名古屋を崩せないなか、セットプレーで1点をもぎ取った。それにもかかわらず、前半の内に同点に追いつかれたのが、非常にもったいない。
 
【広島|採点・寸評】
GK
38 大迫敬介 5.5
44分には前田のショットに手が届かずに失点。ただ、フリーで打たせてシュートコースががら空きだったエクスキューズもあるだろう。
 
DF
2 野上結貴 6
33分、CKから貴重な先制点をゲット。しかし、44分にはマッチアップした前田に逆を取られて失点し、評価は高められなかった。
 
23 荒木隼人 5.5
対峙したジョーとのマッチアップで駆け引きをしながら奮闘していたが、失点の直前シーンでは間合いを空けるべきではなかったか。
 
19 佐々木翔 6
マッチアップしたガブリエル・シャビエルにやや振り回されるシーンもあったが、最終局面では身体を張った。30分のピンチでのシュートブロックも見事だ。

MF
6 青山敏弘 6
積極的に中盤からパスを配給し、攻撃の中心になっていた。ミドルシュートも2本放ったものの枠外に。
 
15 稲垣 祥 6
出足の鋭いボールハントは、相変わらず迫力満点。そのほか、2列目からの飛び出しにも精力的で、効果的なランニングが多かった。
 
44 ハイネル 6
激しい上下動をしながら、右サイドで存在感を誇示した。後半途中にシャドーへ移ってからも、果敢なドリブルを見せた。
 
18 柏 好文 5.5
序盤はどこかファーストタッチが落ち着かなかった。相手に警戒されていた印象で、ドリブルで仕掛けられる間合いでボールを持たせてもらえなかった。

次ページ広島――森島が見事なアシストを決める。

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