【J1採点&寸評】浦和1-1鹿島|“灼熱”のナイトマッチで興梠、関根、伊藤が躍動!なかでも輝いたのは…

2019年08月01日 多田哲平(サッカーダイジェスト)

浦和――関根は果敢な仕掛けで存在感を示す

【警告】浦和=なし 鹿島=なし
【退場】浦和=なし 鹿島=なし
【MAN OF THE MATCH】興梠慎三(浦和)

[J1リーグ16節]浦和1-1鹿島/7月31日/埼玉スタジアム2002

【チーム採点・寸評】
浦和 6
立ち上がりから確度の高いパスワークを繰り返し、試合の主導権を握っていった前半とは打って変わり、後半は守勢に回る。それでも1点のビハインドを最後に振り出しに戻した粘り強さは評価。

【浦和|採点・寸評】
GK
1 西川周作 5.5
後半途中まではクロスにそつなく対応し、ほとんど危険なシーンはなかった。それだけに、反応が遅れた失点シーンが残念。

DF
2 マウリシオ 5.5(HT OUT)
時折釣り出されて背後のスペースを空ける場面が見られたのは問題だが、味方の穴埋めに救われた。前半を無失点で凌いだが、ハーフタイムで負傷交代。

5 槙野智章 6
対人の強さはさすがのひと言。足もとをえぐる深いタックルでレアンドロから自由を奪い、決定的な仕事をさせなかった。

31 岩波拓也 5.5
ロングボールをことごとくはじき返した空中戦の強さは圧巻。ただフリーでシュートをミスした50分のFKのシーンが心残りに。
 
MF
8 エヴェルトン 5(78分OUT)
チーム全体のバランスを見ながら丁寧に動いていた分、地味な仕事に終始。決定的なラストパスも少なく、やや存在感は薄かった。

16 青木拓矢 5.5
中盤の後ろ目に位置する絶妙なポジショニングでボールを捌き、ゲームを巧みにコントロール。ただし後半は運動量が極端に減った。

27 橋岡大樹 4.5
激しいアップダウンは好印象だったが、いかんせんボールを持ってからのアイデアに欠けたのが残念。失点の場面では伊藤のマークを外した。

41 関根貴大 6.5(73分OUT)
今夏に加入後、初の埼スタで見せつけたのは、果敢な姿勢。切れ味鋭いドリブルでサイドを突破して度々決定機を作った。

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