【J1採点&寸評】浦和0-4広島|圧勝劇の立役者は今季リーグ初先発の俊英MF!A代表初選出のGK大迫も半端ない

2019年05月26日 多田哲平(サッカーダイジェスト)

浦和――西川はビッグセーブで流れを変えられず

【警告】浦和=宇賀神(47分)、山中(73分)、ファブリシオ(75分)、エヴェルトン(89分) 広島=なし
【退場】浦和=なし 広島=なし
【MAN OF THE MATCH】森島 司(広島)

[J1リーグ13節]浦和0-4広島/5月26日/埼玉スタジアム2002
 
【チーム採点・寸評】
浦和 4.5
6分、25分と前半のうちに2点を失うと、たちまちトーンダウン。FW、中盤、最終ラインの連係がうまく取れずに陣形が間延びすれば、運動量でも上回れなかった。最後まで攻守が噛み合わず、痛恨のリーグ4連敗を喫する。
 
【浦和|採点・寸評】
GK
1 西川周作 5
2失点目はボールに触れながらも止められず、その後も失点を続け、計4失点。ビッグセーブで流れを変えることができなかった。
 
DF
2 マウリシオ 5
D・ヴィエイラとのマッチアップでは、どちらかと言えば後手に回るシーンが目についた。カウンターではあっさりと裏を取られたりと、いつもの頼もしさはなかった。
 
4 鈴木大輔 5.5
何度かD・ヴィエイラに背後のスペースをあっさりと取られてピンチを迎える。時に相手ゴール前に出現して攻撃で貢献したが、肝心の守備は物足りなかった。
 
5 槙野智章 4.5
持ち前の対人能力が鳴りを潜める。このストッパーが相手のカットインを止められず、やすやすと突破を許されたのは、チームとしての誤算だっただろう。

MF
6 山中亮輔 4
51分に森島との1対1で振り切られ不安を募らせると、63分には警戒していたはずのハイネルに裏のスペースを見事に突かれ、失点を献上。クロスも味方に合わず、散々な出来だった。
 
7 長澤和輝 5(54分OUT)
球際では激しく当たり守備で奮闘も、パスが2トップと合わず、攻撃面では迫力を欠く。チャンスを演出できないまま、途中交代。

8 エヴェルトン 5
中盤だけではなく最終ラインまで下がって広範囲を走り回ったものの、今日に限れば効果的とは言えなかった。相手のドリブルに翻弄され、中央のスペースを空ける要因に。
 
16 青木拓矢 5
両脇のスペースを相手のシャドーふたりに見事に使われ、終始困惑。どうしても対応が後手に回り、フィルター役としては不甲斐ない出来に。
 
46 森脇良太 4.5(HT OUT)
柏のドリブルに揺さぶられ、度々サイドを突破される。オーバーラップを仕掛けても、クロスが乱れがちだった。前半に負傷し、ハーフタイムで交代。

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