【J1採点&寸評】浦和1-0神戸|浦和守備陣が好パフォーマンス。3連敗の神戸では3人が健闘

2019年04月20日 多田哲平(サッカーダイジェスト)

浦和――守備陣の出来は良好

【警告】浦和=山中(87分) 神戸=ダンクレー(8分)、サンペール(17分)
【退場】浦和=なし 神戸=なし
【MAN OF THE MATCH】西川周作(浦和)

[J1リーグ8節]浦和1-0神戸/4月20日/埼玉スタジアム2002
 
【チーム採点・寸評】
浦和 6
前半早々にPKで先制点を決めると、その後は慎重に試合を運ぶ。追加点を奪えない攻め手のなさは課題だが、終盤には5-4-1のブロックを築いて逃げ切った点は評価。
 
【浦和|採点・寸評】
GK
MAN OF THE MATCH
1 西川周作 7
危険を感じたのはウェリントンへのクロスやセットプレーくらい。その他はおおむね安定してシュートを弾いていた。
 
DF
2 マウリシオ 6.5
冷静に最終ラインをコントロールし、屈強なウェリントンや抜け出しを狙う田中にも的確に対応。最後まで相手の攻撃陣を抑え続けた。
 
5 槙野智章 6.5
気合いの入ったタックルは相変わらず素晴らしい。要所で相手の攻撃を潰し、シュートチャンスまで運ばせなかった。
 
46 森脇良太 6
古橋に度々かわされた橋岡のカバーリングは素早く、役割はこなした。時にマークを外すシーンも見受けられたが、十分に及第点。
 

MF
6 山中亮輔 6
やはり左サイドの高い位置でボールを持った時の期待感は大きい。この日は決定的な働きはできなかったが、26歳の誕生日を勝利で飾った。
 
8 エヴェルトン 5.5(57分OUT)
素早いチェックで中盤からの決定的なパスを出させなかった。一方で攻撃ではなかなかボールに絡めず、迫力を欠いた。後半途中に負傷交代。
 
10 柏木陽介 5.5(71分OUT)
何度か決定機を創出していたものの、本来のパスセンスを考えれば、まだ物足りない。ボールホルダーへの寄せの遅さも気になった。
 
16 青木拓矢 6
ルーズボールにいち早く反応して回収すると、すかさず味方につなげてスムーズに攻守を転換した。慎重なスタンスで完封に貢献。
 
27 橋岡大樹 5.5(57分OUT)
豪快に右サイドを駆け上がって攻撃を活性化するも、守備では古橋についていけずに何度もピンチを招いた。U-20ワールドカップが近いため、怪我が心配。

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