【J1採点&寸評】神戸2-4広島|ボレー2発の渡がヒーローに!イニエスタの2アシストをかき消す

2019年04月14日 多田哲平(サッカーダイジェスト)

神戸――イニエスタは別格の存在感も…

【警告】神戸=なし 広島=E・サロモンソン(33分)
【退場】神戸=なし 広島=なし
【MAN OF THE MATCH】渡 大生(広島)

[J1リーグ7節]神戸2-4広島/4月14日/ノエビアスタジアム神戸
 
【チーム採点・寸評】
神戸 5.5
後半途中までは常にボールを握り続けてゲームを進め、セットプレーから2点を奪ったところまでは上出来。しかし中盤でパスを回せども崩し切れずに、後半に流れを明け渡す。守勢に回ると脆くも失点を重ね、悔しい逆転負け。
 
【神戸|採点・寸評】
GK
1 前川黛也 5
予想外のパスミスから生まれた失点シーンでパトリックのシュートを止められなかったのは仕方ないにしても、後半の3失点は痛恨。1本でも止めれば流れが変わったかもしれないが……。

DF
19 初瀬 亮 5.5
サイドで相手を押し込み、E・サロモンソンの攻め上がりをけん制すれば、53分にはポドルスキへの豪快なフィードでチャンスを演出と後半途中までは悪くなかった。チームとともに崩れていった終盤が残念。
 
22 西 大伍 5
23分にはハーフウェイライン付近でボールを奪われ、失点の要因に。後半にも度々背後のスペースを使われてピンチに関与。らしくない出来だった。
 
25 大﨑玲央 4.5
前半は落ち着いていたが、後半に一気に崩れる。ゴール前に畳みかけるように入り込んでくる相手を捕まえられなかった。
 
33 ダンクレー 4
これまでの試合の好プレーが嘘のように、この日は低調なパフォーマンス。パスをしても味方と合わず、対人の局面でも後手に回った。

MF
5 山口 蛍 6
味方のプレッシングに連動して素早くポジションを替え、インターセプトを狙った。ビルドアップも丁寧だった。
 
6 セルジ・サンペール 5(74分OUT)
背後にいる相手アタッカーのマークを外すシーンが度々見られた。パスワークはまったく問題ない一方で、守備面で課題が残る。
 
8 アンドレス・イニエスタ 6.5
守り重視となった後半途中のタフな試合展開にはついていけなかった。それでもボールを持てば別格の存在感で、FKから決めた2アシストも素晴しかった。
 

次ページ神戸――ウェリントンはポストワークを完遂

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事