【J1採点&寸評】川崎1-1C大阪|攻守で存在感を放ち続けた川崎CBコンビを最高評価!

2019年04月06日 江藤高志

川崎――奈良は堅守を保つ一方で決定機を演出

【警告】川崎=なし C大阪=松田(32分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】奈良竜樹(川崎)

 [J1リーグ6節]川崎1-1C大阪/4月5日(土)/等々力
 
 
【チーム採点・寸評】
川崎 6
知念慶のアクシデントはあったが、軽い失点が悔やまれる。試合内容が悪くなかった一方、シュートチャンスを増やせず。こうした試合を勝ち切らなければ…。
 
【川崎|採点・寸評】
GK
1 チョン・ソンリョン 6
同点で迎えた78分のC大阪の決定機は、身体を大きく使って柿谷を威圧。枠に蹴らせなかった。あまり守備機会はないなかでの大仕事だった。
 
DF
27 鈴木雄斗 6
家長とのコンビで右サイドを攻め上がる場面をよく作った。クロスを入れる判断、精度を高めたい。
 
MAN OF THE MATCH
3 奈良竜樹 7
1失点はしたが、CBとしての1対1の対応は素晴らしく、反応良くC大阪の選手からボールを奪い続けた。また決定的なスルーパスを2本通すなど攻撃でも貢献した。
 
5 谷口彰悟 7
都倉との競り合いで一歩も引かず、分厚く攻める川崎を最終ラインから支えた。攻守両面でよく戦っただけに1失点が悔やまれる。
 
2 登里享平 6.5
流れを読む能力の高さをこの試合でも発揮。素晴らしい判断で攻撃参加し続けた。松田を圧迫し交代に追い込む役割を果たす。
 
MF
25 田中 碧 6.5
最も圧迫される中盤において、技術をベースにした能力の高さでボールをさばき続けた。知念の同点ゴールをアシスト。85分のシュートチャンスは一瞬遅れた判断を早めたい。
 
6 守田英正 6
前半はよく攻撃に絡みつつ、後半は田中とのバランスを取ったポジショニング。分厚く握る川崎の中盤をうまく支えた。
 

次ページ川崎――主導権を握る展開も勝ち越し点を奪い切れず

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