【J1採点&寸評】川崎 1-1 鹿島|MOMは華麗なFKを突き刺した川崎の中村。鹿島の伊藤は3戦連続弾を決めるも…

2019年03月01日 サッカーダイジェスト編集部

川崎――奈良は伊藤に裏を取られてゴールを許す

【警告】川崎=大島(66分) 鹿島=安西(38分)、安部(68分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】中村憲剛(川崎)

[J12節]川崎1-1鹿島/3月1日/等々力
 
【チーム採点・寸評】
川崎 5.5
試合立ち上がりから勢いよく鹿島を攻め立て、中村の直接FKで幸先良く先制。しかし、その後が続かず。21分に同点に追い付かれると、チャンスを作れどもゴールを奪えずに2試合連続のドローとなった。

【採点・寸評】
 GK
1 チョン・ソンリョン 5.5
伊藤の巧みなシュートにゴールを許した。それ以外は安定していたが、この日はいつもの"神セーブ"がなくチームを救えず。
 
DF
17 馬渡和彰 5.585OUT
移籍後初先発を果たす。周囲と話し合いながら果敢に攻撃参加。もっとも判断が遅れボールロストし、カウンターを招いた点はマイナスポイントで、自己評価も「良くはなかった」。
 
3 奈良竜樹 5
谷口とともにカウンターをケアしていたものの、21分に一瞬の隙を突かれてマークしていた伊藤に裏を取られて失点。背後へのボールの処理は今後の課題だろう。反面、終盤は身体を張ってよく鹿島の攻撃を食い止めた。
 
5 谷口彰悟 5.5
味方がポゼッションしている際にも高い守備意識を保った。が、対応が甘くなる場面も。26分にはオフサイドの判定に救われるも町田のマークを外してしまい決められた。
 
7 車屋紳太郎 6(86OUT
小林や家長と連係しながらチャンスを演出。41分にはバー直撃のシュートを放つなどフィニッシュにも絡んだ。

MF
6 守田英正 6
ボール奪取力とテクニックを披露。パス回しの潤滑油となった。もっとも"質"はさらに上げる必要があるだろう。
 
10 大島僚太 6
空いたスペースを消しながら中盤をコントロール。ボールを持てば華麗なパスで攻撃を操った。ただし鹿島に押された時間帯では対応が後手になる場面も。
 

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