【J1採点&寸評】C大阪1-0神戸|新戦力が続々登場!ビジャ、山口、都倉らの出来は?

2019年02月22日 多田哲平(サッカーダイジェスト)

C大阪――値千金の決勝ゴールを決めた山下を高評価

【警告】C大阪=丸橋(51分)、M・ヨニッチ(81分) 神戸=なし
【退場】C大阪=なし 神戸=なし
【MAN OF THE MATCH】山下達也(C大阪)

[J1リーグ1節]C大阪1-0神戸/2月22日/ヤンマースタジアム長居
 
【チーム採点・寸評】
C大阪 6.5

強力な3トップに押されることなく粘り強く対応すると、少ないチャンスをモノにする。新戦力もうまくはまっており、組織力で上回っていた。
 
【C大阪|採点・寸評】
GK
21 キム・ジンヒョン 6.5

ボールを握られる展開でも落ち着いてクロスに対応し、最後の一線を割らせず。90分をとおして安心して見ていられた。
 
DF
3 木本恭生 6.5

世界的なビッグネームと対峙しても焦りはなし。特に69分にポドルスキのドリブルをストップしたのはファインプレーだった。
 
22 マテイ・ヨニッチ 6

身体を張ったシュートブロックはお見事。81分に珍しくやや冷静さを欠いて一触即発の空気を作り出したが、求められた守備の役割を難なくこなした。
 
23 山下達也 7
 
MAN OF THE MATCH
ビジャのドリブルに翻弄され、度々エリア内に侵入されたのはいただけない。しかし、この日は攻撃面で存在感を発揮。77分にヘディングで値千金の決勝ゴールを奪ってみせた。
 

MF
11 ソウザ 6

ボールを刈り取ろうと素早く寄せて、相手に主導権を握らせず。相手のスタミナが落ちてきた70分以降は攻撃姿勢を強めて得点も狙った。
 
14 丸橋祐介 6
51分にイエローカードをもらったものの、攻守のバランスを崩さずポドルスキと西に決定的な仕事をさせなかった。77分には持ち前の正確無比なプレースキックで決勝点を演出。
 
25 奥埜博亮 6.5
新戦力では唯一スタメン出場。光ったのは機動力で、パスをテンポ良く捌きながら機を見て前線に飛び出してゴールを狙った。
 
29 舩木 翔 6

プロ3年目にして、ついに開幕スタメンでJ1デビュー。ビジャのスピードについていけない場面も見られたが、堂々とした立ち居振る舞いでアピールした。

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