【天皇杯決勝 採点&寸評】浦和1-0仙台|堅実な試合運びで12年ぶりの戴冠!決勝点の宇賀神以上に輝いたのは?

2018年12月10日 小林健志

浦和――宇賀神のファインボレーが炸裂

【警告】浦和=長澤(89分) 仙台=板倉(34分)、平岡(89分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】阿部勇樹(浦和)

[天皇杯・決勝]浦和1-0仙台/12月9日(日)/埼玉

【チーム採点・寸評】
浦和 6.5
早い時間帯にセットプレー絡みで得点した後は、堅実な試合運びで優位に立つ。後半は仙台の攻勢に対し守備の集中を切らさず、最後はしたたかに時間を使い、栄冠を手にした。

【浦和|採点・寸評】 
GK
1 西川周作 6.5
前半に野津田のシュートをファインセーブするなど安定したプレーで無失点勝利に貢献。キック精度も良かった。

DF
5 槙野智章 6.5
攻撃参加は自重。ヘディングの競り合いやフィジカルで強さを見せ、守備の安定に寄与した。

22 阿部勇樹 7
MAN OF THE MATCH
ジャーメインに背後への抜け出しを許さず、完全に封じ込めた。クロスも丁寧にはね返し、付け入る隙を与えなかった。
 
31 岩波拓也 6.5
的確に相手の攻撃を潰しただけでなく、前方へのパスやフィードが正確で、攻撃の起点としても活躍。相手陣内に入っての攻撃参加も見せた。

MF
3 宇賀神友弥 6.5
13分にセットプレーのこぼれ球に反応して沈めたミドルシュートはスーパーゴール。その後は守備を重視したプレーで相手の攻勢をしのいだ。

10 柏木陽介 5.5(62分OUT
チームプレーに徹していたが、連戦の疲労もあったか、やや身体が重く、ラストパスもあと一歩精彩を欠いた。

15 長澤和輝 6
隙を突いてラストパスを供給し、何度か決定機を演出。前半に2本あったミドルシュートが入っていれば、楽に試合を進められた。
 

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