【J1採点&寸評】柏4-2G大阪|ガンバの10連勝を阻止したレイソル快勝の立役者は?

2018年12月02日 鈴木潤

柏――ボランチコンビが攻守両面で輝く

【警告】柏=なし G大阪=ファビオ(15分)、藤本(81分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】中山雄太(柏)

[J1リーグ34節]柏4-2G大阪/12月1日(土)/三協F柏
 
【チーム採点・寸評】
柏 6.5
ボールを持たれる時間は長かったものの、組織的な守備と効果的なショートカウンターで得点を重ねる。前節同様、攻守の切り替えも早く、今季の最終戦を4得点を奪う快勝でG大阪の連勝を止めた。
 
【柏|採点・寸評】 
GK
23  中村航輔 6
キックの不安定さが目立ったが、ハイボールへの対応は相変わらず安定感を見せた。
 
DF
13  小池龍太 6
切り替えの早さと無尽蔵のスタミナを生かしたプレーで上下動を繰り返し、チームに活気を与え続けた。
 
2 鎌田次郎 6
鈴木とともに最終ラインを統率。身体を張った守備など献身性も光ったが、2失点目はアデミウソンへの寄せがわずかに遅れたか。
 
4 鈴木大輔 6.5
28分の失点場面でのクロス対応だけが悔やまれるが、それでも11分に完璧なヘッドで先制点を奪ったことで試合を優位に進める
 
6 高木利弥 6
鋭いカットインからのシュートが、先制点のきっかけとなった。守備でもG大阪のサイドチェンジに対しても素早くスライドを繰り返す。
 
MF
14  伊東純也 6
ドリブルで切り裂く場面は少なかったものの、パスを引き出すポジショニングや小池との連係でG大阪の左サイドに脅威を与える。
 
7 大谷秀和 6.5
中盤でバランスを意識するだけではなく、45分には背後への飛び出しで瀬川の勝ち越し弾をアシスト。
 
5 中山雄太 6.5
後半立ち上がりにG大阪の出端を挫く追加点。クリスティアーノのロングシュートも中山の守備が起点だった。1得点・1アシストの活躍のみならずフィードや縦パス、中盤の守備を含めて好プレーを披露。

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