【J1採点&寸評】札幌1-0仙台|チャナティップ、三好の技術も際立ったがMOMは絶体絶命のピンチを防いだ守護神

2018年11月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

札幌――本来ボランチの宮澤が最終ラインでプレー。

【警告】札幌=石川(76分)、ジェイ(90+2分) 仙台=椎橋(10分)、シュミット・ダニエル(39分)、大岩(39分)、平岡(64分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】ク・ソンユン(札幌)

【チーム採点・寸評】
札幌 6.5
主力2選手を出場停止で欠くなか、ミスも多かったものの、それを補うハードワークで粘り強く仙台のパスワークに対峙。シンプルに前線に蹴ってジェイのパワーやチャナティップの技術を生かした。ク・ソンユンのPKストップも見事だった。
 
【札幌|採点・寸評】
GK
25 ク・ソンユン 7
得点の起点作り、PKストップと勝利に大貢献。特にPKを止めたことで試合の流れを引き寄せた貢献度は大きい。
 
DF
35 進藤亮佑 6
いつも通りに冷静にプレー。激しくプレーしながらも警告を受けずに試合を終えたのもさすが。走り合いにも負けなかった。シュートも4本。
 
10 宮澤裕樹 6.5
本来のボランチではなく最終ラインでのプレーとなったが、丁寧にパスを供給しただけでなく、危険な局面でも落ち着いて足を出してピンチの芽を摘むなど攻守で活躍。
 
5 福森晃斗 6
惜しい直接FKもあったが、セットプレーのコースは読まれてきている印象。ただし、守備で目立ったミスはなし。
 
MF
26 早坂良太 6 
守備ではチェンジサイドされた場面で相手に余裕を与えがちだったが、攻撃面では積極性をしっかりと発揮していた。
 
6 兵藤慎剛 5.5(76分OUT)  
ボールを奪った直後や自陣など、肝心なところでらしくないミスが出ていた印象。ただし、ハードワークぶりはさすが。
 
14 駒井善成 5.5
ワンタッチで相手の背後を取るボールコントロールは見事。ただし、攻撃のリズムを生み出すことはなかなかできず。
 
38 菅 大輝 6(84分OUT)
オフサイドの判定で取り消されたものの、後半にネットを揺らしたシュートは見事。クロスの精度も次第に高まってきている。

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