【J1採点&寸評】名古屋1-2神戸|イニエスタの前に敵は後退を続けポドルスキが必殺の一撃!! 名古屋は守備に大きな問題が…

2018年11月03日 今井雄一朗

名古屋――ディフェンスには早急な修正が必要だ!

【警告】名古屋=櫛引(55分)、E・ネット(76分) 神戸=那須(72分)、伊野波(82分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】ルーカス・ポドルスキ(神戸)

[J1リーグ31節]名古屋1-2神戸/11月3日/豊田
 
【チーム採点・寸評】
名古屋 5
ボールを奪えなければ自分たちのボール保持もできない。ただ待つばかりのディフェンスはこのところの悪癖で、早急に修正しなければさらなる苦境が待っている。
 
【名古屋|採点・寸評】
GK
22 ランゲラック 5.5
二つの決定機を止め、勝負の行方を終盤に持ち込んだ。焦れる展開の試合はGKにとっては難しいが、冷静な対応を続けてチームを最後まで鼓舞。
 
DF
20 中谷進之介 5
後半には前へ出ていくディフェンスで勝点獲得への気迫を見せ、チームを鼓舞。長めのフィードをいち早く蹴りだしたのも彼だが、流れを変えるには至らなかった。

17 丸山祐市 5
前線からプレスのかからない守備全体に我慢のプレーが続いたが、それでもボールを奪いに行く気概を彼から見せてほしかった。2失点ともディフェンスラインが待ってしまった部分に、少しでも変化をつけたかったところ。
 
3 櫛引一紀 5(86分OUT)
慣れない右サイドバックからスタートし奮闘するも、2失点目はポドルスキの個人技に真っ向勝負で敗れ去った。
 
31 金井貢史 5(HT OUT)
支配され続ける45分間のプレーに彼の良さはほぼ出なかった。数的不利に苦しむ中盤のサポートにも回ったが、その瞬間にボールを奪われる悪循環も彼を苦しめた。

MF 
25 前田直輝 5
ボールを支配され、パスが回ってこない試合の中ではフリーランもドリブルも空転するばかりだった。彼のサイド突破を単発にしてしまったチームの不備でもあるが。
 
4 小林裕紀 5.5
E・ネットとともに数的不利の中盤に苦しんだが、ややボールロストが多かった印象。同点弾を演出するパスは見事だったが、前半はイージーミスも散見された。

次ページ名古屋――システム変更が裏目に… 玉田は随所に存在感を発揮!

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