【J1採点&寸評】名古屋1-2FC東京|一意専心のカウンターが炸裂!永井の快速は守備の局面でも効いていた

2018年10月08日 今井雄一朗

名古屋――D・オリヴェイラに翻弄された金井は…

【警告】名古屋=中谷(15分)、ジョー(90+5分) FC東京=橋本(16分)、チャン・ヒョンス(70分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】永井謙佑(FC東京)

 [J1リーグ29節]名古屋1-2FC東京/10月7日/豊田ス
 
【チーム採点・寸評】
名古屋 5
お手本通りの名古屋対策の前に自分たちの良さがなかなか表現できなかった。カウンターに対する脆さはFC東京の2トップのスピードを差し引いても問題で、放置しておいては同じ轍を踏み続けかねない。
 
【名古屋|採点・寸評】
GK 
22 ランゲラック 5.5
いくつかの決定機を防いでみせた守護神にとって、2つの失点はほぼノーチャンス。後半には激しいコーチングで味方を焚きつけたが、それも実らなかった。
 
DF 
6 宮原和也 -(13分OUT)
開始8分で相手選手との接触で負傷し、そのまま医務室へ。右太もも裏の負傷と見られ、長期離脱が憂慮される。

20 中谷進之介 5
永井に何度もドリブルで置き去りにされ、とにかく走らされた試合に。慣れた後はポイントを見極めての対応ができていたが、センターバックとして2失点はやはり反省点。
 
17 丸山祐市 5.5 
古巣対決に燃えるプレーは随所に見られたが、スピーディなカウンターには手を焼き続けた。全体的には守備を安定させられてはいたが、またも失点を抑えることはできず。
 
31 金井貢史 5(75分OUT)
積極果敢なオーバーラップの裏を徹底的に突かれる悔しい敗戦。移籍後初の途中交代は、彼のストロングとウィークを浮き彫りにする明確な現象か。

MF
25 前田直輝 5.5
崩しの局面でパスを選択する選手が多い中、ボールを持てばドリブルからのシュートかクロスで直接的な攻撃を仕掛け続けた。スペースへの動き出しにもっとボールが出てくればと悔やまれる点も。

4 小林裕紀 5.5
ボランチのコンビが急遽変わるアクシデントにもめげずに黙々とプレー。プレッシングの激しさに劣勢を強いられたが、後半はシンプルなクロスなどで必死に反撃の糸口を探った。

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