【J1採点&寸評】鹿島1-1磐田|2戦連発の大久保がMOM。“初得点”の犬飼が「5.5」のワケは…

2018年08月25日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

鹿島――犬飼は1得点もクリアミスで減点

【警告】鹿島=なし 磐田=山田(40分)
【退場】鹿島=なし 磐田=なし
【MAN OF THE MATCH】大久保嘉人(磐田)

[J1・24節]鹿島1-1磐田/8月24日/カシマ
 
【チーム採点・寸評】
鹿島 5.5
なかなかリズムを掴めなかった前半をゼロで凌ぎ、後半にセットプレーから先制。これで勢いづいたが、その後の追加点のチャンスをモノにできなかったのが痛かった。後半のアディショナルタイムにPK献上で同点に追いつかれ、今季初の3連勝はならなかった。
 
【鹿島|採点・寸評】
GK
1 クォン・スンテ 5.5
終了間際のPKは読みが外れて、ストップできず。それ以外は大きなミスもなく、足を痛めて倒れ込む川又を気遣うシーンも。
 
DF
22 西 大伍 5.5
序盤は集中力を欠いた印象で、イージーなミスが散見も、徐々に復調。攻撃時は絶妙なポジショニングでチャンスをお膳立てした。
 
5 チョン・スンヒョン 6
右SBの西にテンポ良く配給。ヘディングの技術が高く、クリアをしっかりと味方に預けて、ポゼッションを高める働きも。
 
39 犬飼智也 5.5
苦しい時間帯も身体を張って撥ね返し続け、CKから移籍後初ゴールとなる先制弾。だが、最後の最後で目測を誤ったか、安西のPK献上につながるクリアミスは減点材料。
 
15 三竿雄斗 5(80分OUT)
流れを切るパスミスや簡単にクロスを上げさせるなど、攻守両面でピリッとしなかった。先発で今季リーグ戦初出場もアピールできなかった。
 
MF
6 永木亮太 6
幅広く動き回りながら、素早く攻守を切り替えて高い位置での"潰し"も。正確なCKから犬飼のゴールをアシストした。
 
4 レオ・シルバ 5.5
31分に鈴木に通したスルーパス以外、前半は見せ場を作れず。後半はアグレッシブさを取り戻し、推進力あるプレーが光った。
 
8 土居聖真 5(73分OUT)
巧みなステップとターンを見せたが、決定的な仕事はほぼ皆無。「パフォーマンスは良くなかった」と本人も反省の弁。
 
36 田中稔也 5(56分OUT)
リーグ戦初先発。前を向いて仕掛ける場面は何度かあったが、時間の経過とともにトーンダウン。果敢に勝負するも、敵陣を崩せなかった。

【鹿島 1-1 磐田 PHOTO】ATに大久保がPKで得点。鹿島はほぼ手中にしていた勝利を逃がす

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