【J1採点&寸評】磐田3-3鹿島|ともに逆転弾を奪いながら守り切れず…MOMはチームを敗戦から救った土居

2018年07月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

磐田――新システムの連係はぎこちなく…

【警告】磐田=上原(56分)、高橋(64分) 鹿島=山本脩(86分)
【退場】磐田=なし 鹿島=なし
【MAN OF THE MATCH】土居聖真(鹿島)

[J1リーグ16節]磐田 3-3 鹿島/7月18日/ヤマハ
 
【チーム採点・寸評】
磐田 
3-1-5-1の新システムはまだ連係がぎこちなく、鹿島の速いパス回しに、守勢に回る時間が長かったが、その中で少ないチャンスをモノにして3得点を挙げた。後半、山田が投入されると前への推進力が生まれ逆転する粘り強さを発揮。終了間際に追いつかれ勝利はならなかったが、濃密な熱闘を披露しホームを沸かせた。

【磐田 3-3 鹿島 PHOTO】激しい点の取り合いは決着つかずのドローに終わる
 
【磐田|採点・寸評】
GK
21 カミンスキー 5.5
3失点は、いずれも相手の力量を褒めるべきだろう。鈴木の決定的なヘッドを右手で掻き出すなど好セーブも見せた。
 
DF
3 大井健太郎 5.5
苦しい時間もラインを上げようとしていた。守備で身体を張るも、相手の攻めの展開の速さに後手を踏んだ。
 
4 新里 亮 5
クリアミスやパスが合わないなどピリッとしない出来。GKからのパスをワンタッチで相手に渡すイージーミスから2失点目を献上してしまった。
 
3 高橋祥平 6
新システムと相手の攻撃の圧のため攻め上がりやインターセプトは少なめ。だが82分に鋭い縦パスを通し逆転弾を演出。持ち味を発揮した。
 
24 小川大貴 5.5(59分OUT)
鹿島のパス回し、スピーディな攻撃に下がり気味で持ち前の攻撃力を封じられ見せ場をつくれず。59分にピッチを退く。
 
5 櫻内 渚 6(79分OUT)
裏を使われたが、絶妙クロスで先制点をアシストし、相手の裏にラストパスを通すなどチャンスを創出。79分に負傷退場。
 

次ページ磐田―― 川又は一時勝ち越しとなるゴールを奪うも前線で収まらず…

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