【J1採点&寸評】名古屋0-0C大阪|ついに連敗ストップ!強力攻撃陣を抑えたグランパス守備陣の粘りが光る!

2018年05月03日 今井雄一朗

名古屋――8か月ぶりの出場を果たした新井をMOMに

【警告】名古屋=長谷川(64分・85分) C大阪=なし
【退場】名古屋=長谷川(85分) C大阪=なし
【MAN OF THE MATCH】新井一耀(名古屋)

[J1リーグ12節]名古屋0-0C大阪/5月2日/パロ瑞穂
 
【チーム採点・寸評】
名古屋 5.5
90分を通して非常にファイトし、リーグの連敗を8で止めた。シュートは3本と少なかったが、攻守の回転は素晴らしく、次につながる試合になったことは間違いない。
 
【名古屋|採点・寸評】
GK
22 ランゲラック 6
豪雨にも冷静な判断力で安定したキャッチングを見せた。「災害のようだよ」とボヤいていた複数失点もこの日はゼロに抑え、自身の好セーブでもそれに貢献した。
 
DF 
41 菅原由勢 5.5
得意の右サイドバック起用に積極的なプレーを見せた。ミスはまだ目立つが危機察知能力は高く、3バックになった後半にはピンチの芽をつぶす活躍も。
 
MAN OF THE MATCH
5 新井一耀 6.5 (63分OUT)
8か月ぶりの試合出場に要した準備期間はわずか3日。流石にフル出場とはいかず63分に交代したが、守備のセンスとビルドアップの上手さはそれでも見せつけた。
 
36 ホーシャ 6
3試合連続ゴールとはならなかったが、空中戦の気迫は相変わらず。この日は新井というパートナーを得て積極的にボールを奪いに行き、チームを鼓舞する闘将的な役割も演じた。

3 櫛引一紀 6
左サイドバックとしての奮闘ぶりは好印象。攻撃参加も豊富でボールに対する圧力も強く、DFとしての積極性を取り戻しつつある。後半は3バックとしてゴール前で身体を張った。
 
MF
9 長谷川アーリアジャスール 4.5
ゲームメイカーとしての動きとボランチとしての守備面での貢献度は抜群だった。それだけに85分の退場はいただけない。熱くなり過ぎた故のイエローカードはチームのムードに水を差した。
 
6 宮原和也 5.5
前節に引き続きボランチとしてのスタメン起用に、気の利いたディフェンスで応えた。スピードを生かしたカバーリングは新たな顔で、後半の右サイドバックがややもったいなく感じたほど。
 

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