【U-18プレミアリーグ】序盤戦ベストプレーヤー10選|WEST

2014年05月20日 森田将義

首位・名古屋の快進撃を牽引するエースの活躍

WEST首位の名古屋の攻撃陣を引っ張る桜井。ここまで3得点をマークしている。(C) SOCCER DIGEST

 高円宮杯U-18プレミアリーグは、5月11日までにEAST、WESTともに5節を消化。EASTは、清水ユースが5連勝と圧倒的な強さを見せつけ、2位の柏U-18に勝点5差をつけ首位を走る。一方のWESTは、勝点3差の中に、名古屋U18、C大阪U-18、G大阪ユース、広島ユースのJクラブ勢4チームがひしめき合う混戦模様となっている。今回は、序盤戦のリーグで輝きを放った注目の選手たちを、EAST、WEST両リーグから10名ずつピックアップ。現場で取材を続けてきたライターの安藤隆人氏と森田将義氏がその活躍ぶりを紹介する。
 
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[WEST編]
 
FW
桜井 昴(名古屋U18/3年)
守備の主役が小島なら、攻撃の主役は開幕から3ゴールと絶好調のエースだ。上手さと強さを前面に、ゴールに突き進む華のあるアタッカーでありながら、自らを「ハードワークしたり、周囲を使うタイプ」と評するように、チームプレーに徹することもできる。
FW
高木彰人(G大阪ユース/2年)
スペースへの飛び出しと、相手をなぎ倒す力強い突破が光るFW。前線からの守備も厭わない姿勢で、攻守両面での貢献度が高い。「得点王になりたい」という貪欲な姿勢を見せ、ここまで5ゴールを奪い、得点ランクのトップを走る。
 
FW
加藤陸次樹(広島ユース/2年)
スペースへの果敢な飛び出しから、ここぞという場面でゴールが奪えるFW。「サッカーに集中できる環境が良かった」と、地元・埼玉から進んだ広島ユースで守備意識と運動量が向上。ここまでチームトップの3ゴールを挙げている。

MF
前川大河(C大阪U-18/3年)
中学時代は無名だったが、高い技術力を見出され、高校からC大阪に加入。「高校に入り、前を向くプレーが増えた」と本人も実感しているとおり、その能力を実戦でも発揮し始めた今シーズンは、従来のパスセンスに加え、得点意識も高まりつつある。
 
MF
仲原潤也(C大阪U-18/3年)
166センチと小柄ながら、当たりの強さと気の利いたポジショニングでピンチの芽を摘み取るタフなボランチ。奪ってからは的確な散らしで攻撃の起点としても機能する。開幕から好調なチームを攻守両面で牽引する存在だ。

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