【J1昇格プレーオフ|採点&寸評】名古屋0-0福岡|ビッグセーブでJ1昇格に導いた守護神に最高点!割り切った指揮官の采配も光った

2017年12月04日 今井雄一朗

名古屋――ワシントンが相手エースと互角の勝負。

【警告】名古屋=シモビッチ(53分)、青木(80分)、武田(90+4分) 福岡=松田(8分)、實藤(50分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】武田洋平(名古屋)

 [J1昇格プレーオフ決勝]名古屋0-0福岡/12月3日/豊田スタジアム
 
【チーム採点・寸評】
名古屋 6
1点も奪えなかったが、1点も与えなかった。こうしたゲームもできるという成長が昇格への道を切り拓いた。
 
【名古屋|採点・寸評】
GK
16 武田洋平 6.5
MAN OF THE MATCH
0-0の結果を思えばこの男が失点をしなかったことが"勝因"となった。前半に見せた粘り強い好セーブは間違いなくMVPの働き。
 
DF
15 宮原和也 6
この日も3バックの一角でプレー。しかし前線への攻撃参加も頻繁でバイタリティの高さを感じた。今季のチーム最多出場選手はタフさも見せた。
 
3 櫛引一紀 5.5
時折不安定なところもあったが、逆サイドまでフォローするカバーリングの鋭さはチームを間違いなく助けた。
 
8 ワシントン 6
ウェリントンとのフィジカル勝負も互角に展開し、マリーシア勝負では完全に勝利。ゴール前の番人となった。
 
MF
23 青木亮太 5.5
ふっと気を抜いてしまうようなプレーは玉に瑕だが、ドリブル突破は福岡にとって脅威そのものだった。

29 和泉竜司 6
攻撃に推進力を与えるドリブル突破だけでなく、相手ゴール前でのプレーも秀逸。ボールを奪われないスキルでも魅せた。
 
7 田口泰士 6
途中、足を引きずる場面もあったが気合いで乗り切った。チーム最多の5本のシュートには決定機も含まれ、攻守にチームを引っ張った。

次ページ名古屋――シモビッチが前線で存在感。

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事