【J1採点&寸評】大宮0-0甲府|痛恨のドロー決着… 土俵際で残った甲府も最後の押しが足りず

2017年11月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

大宮――得点源の江坂が不発に。

【警告】大宮=カウエ(46分)、長谷川(81分)、岩上(84分) 甲府=高野(42分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】ドゥドゥ(甲府)

[J1リーグ33節]大宮0-0甲府/11月26日/NACK
 
【チーム採点・寸評】
大宮 5.5
勝利が残留の最低条件だったが、ゴールを奪えなかった。外国籍選手を2トップで先発させたものの、得点源の江坂が中盤で生かし切れず。岩上からのクロスもほとんど通らず、攻め手不足を露呈。2度目の降格が決まった。
 
【大宮|採点・寸評】
GK
1 加藤順大 6
鋭い反応で身長の不利をカバー。そつのない出来だった。試合終盤には、ドゥドゥの抜け出しに対して素早く反応。的確な飛び出しで窮地をしのぎ、無失点を貫いた。
 
DF
47 岩上祐三 5.5
右サイドを果敢に駆け上がり、積極的にクロスを送ったが、ほとんど通らなかった。ただし、セットプレーではCKやロングスローでチャンスを作り出していた。
 
4 山越康平 6
前半に1対1でドゥドゥに抜かれる場面はあったが、積極的にファーストボールを競りに行き、相手ボールを弾き返した。攻撃参加をする場面もあり、よく奮闘していた。
 
25 高山和真 6
ビルドアップから左足で前にパスをつなぎ、後半は高い位置でのプレーも目立った。ただ、守備面のクロスへの対応で、甘いクリアが多かった印象も残った。
 
22 和田拓也 6
的確な位置取りとプレスの判断で貢献。攻撃でも積極的な攻め上がりを見せ、60分には左からの折り返しをシュートに持ち込む決定的なチャンスもあった。
 
MF
28 長谷川アーリアジャスール 5.5
前半から高い位置でコンビネーションに絡む回数は多かったが、シュート1本のみで迫力不足は否めない。瀬川投入でボランチへ移った後は、目立ったプレーをできなかった。
 
37 カウエ 6
中盤でのボール奪取力をいかんなく発揮。空中戦で山越と位置取りが重なる場面がいくつかあったが、守備面での貢献度は大きかった。ただ、攻撃面ではミスが散見された。
 
40 茨田陽生 5.5(69分OUT)
攻守のつなぎ役を担ったが、得意のロングパスは見せられず。ドリブルによる持ち上がりを見せるなど工夫は見せていたが、決定的な仕事をできないまま交代で退いた。
 
7 江坂 任 5.5(77分OUT)
セットプレーから惜しいヘディングシュートを放ったが、高い位置でプレーする時間が短く、武器であるシュートに持ち込むことができないまま交代となった。

次ページ大宮――外国籍2トップでの起点づくりは成功するも肝心のゴールが…。

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